およそ一年間に渡り、ガチまとめ様で本当に貴重な体験をさせて頂いた。
諸々の事情もあり、この度所属ライターを離れることになったが、ここで得た経験をこれからの執筆活動に活かせていけたらと思う。
特にコンプライアンスの関係上、この1年で染み付いた、記事でもSNSでも不適切な言動を取らないといった執筆活動のスタイルは、個人の活動でも続けていこうと考えているきんたま。
マエオキはサテオキ、墓場復活第一号はデュエプレ『カチュアカップ』メタゲームブレイクダウン。
合言葉はうんちぶりぶりブリザードだ。環境初期【ドロマーリーフ】で終わった前環境を見て、これの使用者がグンと増える。

一方、これを受けて【赤青リーフ】が息を吹き返した。

【ドロマーリーフ】は《汽車男》《マーチング・スプライト》《光器ペトローバ》といった対コントロールカードを複数採用することで、コントロールに対する遂行力を高めたアーキタイプだが、
一方で打点形成は速くないため、【赤青リーフ】のような早い展開を行うデッキに対しては押し切られることも多い。あと《クック・ポロン》がやはり辛い。
前環境【赤青リーフ】を叩いていた宿敵【青黒バロム】も、以前に比べて数を落としていた隙を突いてか、うまく環境に滑り込んでいた。
中期ペトローバ+ホーリースパークによる盤面の取り合いが激化する中、誰よりも先に【クエイクゲート】へ辿り着いたのは《アストラルリーフ》だった。
【赤青白クエイクリーフ】。

【ドロマーリーフ】や【青黒バロム】といったペトローバ+タップキルが要求される仮想敵に対し、これの再現性を高めた画期的なアーキタイプである。
この【クエイクリーフ】がボードコントロール合戦に一先ずの終止符を打つのだが、しかしこのデッキにも弱点は存在した。
【クエイクリーフ】のボードコントロールは、タップキルによって成り立っている以上、想定以上のパワーを持つクリーチャーの対処を苦手としていたのだ。
それこそ《アクア・サーファー》を盾からトリガーさせる等でテンポを取り返せない限りは、大きくゲームアドバンテージを損なってしまう。
これを見て、一点突破に秀でる《レベリオン・クワキリ》を携えた【シータミッドレンジ】や、《守護聖天グレナビューレ》を携えた【青白ガーディアン】が環境へと赴いて行くこととなる。

この【クエイクリーフ】を取り巻くメタゲームの変化が、正に群雄割拠と呼べる環境図を形成していくわけだが、
それもデュエプレ第三弾『時空の英雄』によってブチ壊されることとなった。

ねこ。
後期[イニシエート]デュエプレ第三弾『時空の英雄』リリース!
初日の環境は、【ボルバルブリザード】【青緑ブリザード】【ワンショットブリザード】と三勢力に別れ、混沌を極めていた!
とユーザーがあらゆる型の《ダイヤモンド・ブリザード》を研究する中、
一足先に形を固めたのは【イニシエート】であった。

《聖天使グライス・メジキューラ》によって、ブリザードのアグロプランに対し高い遂行力を持つほか、
【イニシエート】が元々持つタップキル性能を併せ持つことで、ブリザードのリソース生成量にも対抗することを可能にした。
《電脳聖者エストール》《電脳聖者タージマル》の登場により、受けの幅が広がっただけではなく、《アクアン》の出力が安定したため、総じてデッキパワーが向上していた点も大きい。
中には《無双竜機ボルバルザーク》と手を組むイニシエートも現れ、
《ダイヤモンドブリザード》が猛威を振るう本環境において、イニシエート&《グライスメジキューラ》は、強烈なメタパッケージとしてその名を轟かせた。
[ガルザーク]【イニシエート】【リースボルバル】など、世がブリザードをメタるぜ!って空気感になっている中、
【赤緑黒ガルザーク】はアホほど高いデッキパワーを用いてこれらを喰いに現れた。

これが前環境であれば、本デッキは【青黒バロム】などに厳しい戦いを強いられていたであろう。細い手札で戦う性質上、小型ハンデスが厳しいデッキタイプだからだ。
しかし、【ガルザーク】は本環境でトップティアに輝いた。彼をここに導いたのは《ゾルヴェール》でもない《ボルバルザーク》でもない。
《ダイヤモンドブリザード》であった。
《ダイヤモンドブリザード》は、コントロールが小型ハンデスを放棄するほどのリソース生成量を持つ。そんなカードが環境図の25%を支配している中、ハンデスタイプのコントロールが流行るはずもなかった。
その隙を突き、【ガルザーク】は細いハンドのアーキタイプとして確立したのだ。
対ブリザードにおいての即時三打点によるリーサルプラン、
これらブリザードを倒しにかかったボードコントロール群に対する強烈な除去性能。
正にスーパーマンだ。
《ボルバルザーク》の存在もあって、前に倒しても後ろに倒しても戦える本デッキは、一時上位陣の多くが選択するアーキタイプとなった。
[青緑ブリザード]環境が明確に【ガルザーク】側に倒れたのを見て、遂にブリザードが不定形であったそのなりを固める。
残ったのは【青緑ブリザード】。

《スパイラル・スライダー》を多投することで、【ガルザーク】に対しテンポゲームを押し付けることが出来た青入りのブリザードが生き残ったのだ。
《エマージェンシー・タイフーン》によるリソース拡張で、ボードコントロールタイプのデッキにも最低限の勝ち星を上げられた本デッキは、
最終日までその圧倒的な爆発力を発揮し続け、遂には《ダイヤモンドブリザード》をナーフに追い込むまでの強度を見せた。
[青抜きボルバル]ランクマッチ『カチュアカップ』でトリを飾った本アーキタイプは、ブリザードに対して強い【リースボルバル】の良い点を残しながらも、
《ゴーストタッチ》《汽車男》といった小型ハンデスや《デモニックバイス》を採用することで、【ガルザーク】やミラーマッチに対しての遂行力を高めた。

それまではほとんど見ないデッキであったが、
最終日は【青緑ブリザード】vs【青抜きボルバル】vs【その他】のようなメタゲームになっており、
ラスト2日で大きく勢力を伸ばしたアーキタイプであったように感じる。
終わりにそんなこんなで終わりを迎えた『カチュアカップ』。
始終ブリザードブリザードと叫ばれていたが、個人的には大変面白いメタゲームが展開されていたと感じている。
それと言うのも、ブリザード以外のカードも高いパワーレベルを維持していたからこそだ。第二弾に比べ、トップレアを中心にカードパワーが高まっており、第3弾を経てだいぶ「デュエプレ」から「デュエルマスターズ」に近付いてきた印象がある。
中でも《ガルザーク》《ブリザード》《ボルバルザーク》は、結構時間を進めたなという印象が強い。
リアルdmで言えばこれら単品は既にps期でバリバリ戦える程度のカードパワーがあるのではないだろうか。
久しぶりに個人ブログで記事を書いたけど、fc2すごく使いづらな。
ガチまとめで使ってたフォーマットの楽さに今気付いた、、
しかしこう、何の気兼ねもなく書ける点はやはり良い。
記事の途中に突然愛猫の画像を挿し込んでも怒られない。
まあ今後もこんな感じでやっていきますので、またよろしくお願いします
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- 2020/05/02(土) 12:45:49|
- DCG全般
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お帰りなさい
どこかでまたあなた様の記事みれないかな~って思ってたから嬉しいです
- 2020/05/26(火) 19:20:32 |
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