キントレスキーの墓場

主にDMやアニメの事を書き連ねるブログです。

ドギラゴン剣というカードの話




《蒼き団長 ドギラゴン剣》。

長いデュエルマスターズの歴史においても、ここまで強く、長く、熱く、トーナメントシーンを盛り上げ続けたカードは他に無いだろう。

デュエルマスターズの象徴…
デュエルマスターズと言ったら…

かの無双竜機がそうだっただろうか。
しかしそれは所謂バグカードであり、本来望まれたデュエルマスターズを歩んだかは定かでない。プレイヤー間では度々黒歴史としても扱われ、悪名としての所以も名高い。


しかしドギラゴン剣は違った。

彼自体は《無双竜機ボルバルザーク》にも決して劣らず、いや間違いなく勝るであろうカードパワーを有しはしたが、また彼の周りも一筋縄では倒れなかった。

彼にはその強さと同時に、数多のライバルが存在したのだ。

レッドゾーン、デッドゾーン、サソリス、ハンデス、etc…

それら強豪の手により環境から弾かれてはその度に形を変え、盟友を変えては何度でも環境に戻ってくる。

アグロ、ミッドレンジ、コントロール、カウンター。百は降らないであろう顔を持つ彼は、結局のところ登場して今に至るまで、完全に環境から消えることは一度も無かった。


今なら惜しみなく言える。
デュエルマスターズの顔がボルバルザークの時代は終わった。

悪名でも皮肉でもない。
このドギラゴン剣こそ、今後語り継がれるであろうデュエルマスターズの顔たるカードになるだろうと。




◼︎『登場初期』


時は2016年春。
DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」にてレジェンドカードとして登場する。

発売直後、火を見るよりも明らかな拡張性とそのカードパワーに魅了されたプレイヤー達は様々な試行錯誤を繰り返していた。


●【ステロイド成長バスター】
●【シータバスター】
●【デッドゾーンバスター】
●【モルネクバスター】
●【レヴィア単騎】
●【ハンデスバスター】
●【ジャクポ】
●【赤単コダマショックバスター】


多種多様なデッキタイプが試され、棄却されていった。それこそ百のバスターと千のデッキが試されたであろう。それくらい拡張性に富んだテキストをしていた。

その後、多くのデッキは
《勝利の道標レティーシャ》
《勝利のアパッチ・ウララー》
に目を付け、ここにフォーカスを当てたビルディングがされていくこととなる。

そして登場から少しの時を経て、最初のドギラゴン剣が産声をあげた。




◼︎『クローシスバスター(アグロ)期』


登場当初、環境に蔓延していたレッドゾーンや同速度のミラーに対し、ステロイド色を基調とした速度で押すドギラゴン剣は苦戦を強いられていた。

先に動かれてしまうゲームにおいてはトリガーの質と量が明暗を分け、簡単に試合を取りこぼす。トーナメントシーンに持ち込むデッキとしては不安な要素が見受けられた。



●【クローシスバスター(アグロ)】

そこで初めて環境に躍り出たのがこのクローシスバスターだ。

ドギラゴン剣が行う強力なスロット圧縮を存分に利用することで、アグロデッキながら質の高いトリガーをふんだんに採用し、同型やレッドゾーンに対して高い耐性を持った。

また《勝利のアパッチ・ウララー》に大きくフォーカスを当てたこのデッキは、ルーターやそれに準ずるカードを採用し、とにかく
『チェンジ元+ドギラゴン剣+ウララー』
を揃えること注力した。それほど当時の環境におけるこのパッケージは強力だったのだ。



クローシス環境が進むとレッドゾーンがドギラゴン剣に駆逐され、ビートダウン対決はそのほとんどがドギラゴン剣ミラーへと移行した。ここらでプレイヤーは皆ひとつの共通認識に辿り着く。


「「「《勝利のリュウセイ・カイザー》がマジでヤバい。」」」


止まらないのだ。
いや、正確には止まりはするのだが、後に返す手を失う。

当時、【クローシスバスター】の多くはミラーにおいてトリガー時のリターンが大きい
《終末の時計 ザ・クロック》
《地獄門デス・ゲート》
のトリガーパッケージと、カードパワーで秀でる《ドンドン吸い込むナウ》を採用していた。

ストップ系のトリガー構成の中では最もカードパワーが高いパッケージだが、お互いがもたついた試合などにおけるクリティカルさと単純なバリューの高さを考慮すれば当然の選択である。

しかし相手の先手最速バスターウララーにトリガーした《終末の時計 ザ・クロック》は無力に等しい。
同タイミングでの6点ショットによる刺し合いにおいて、先手後手の差と《勝利のリュウセイ・カイザー》の存在は致命的だった。

だがプレイヤーもただ黙ってこれを受け入れていた訳ではない。すぐに派生系が複数誕生することとなる。



●【デイガバスター】

クローシスの派生系であるデイガバスターは、上記にある《勝利のリュウセイ・カイザー》への弱点を補完するため、白のトリガーを採用したデッキタイプだ。

《オリオティス・ジャッジ》
はバスターの効果によりマナが減りやすいミラーにおいて、ストップ系のトリガーに近しい基本出力を見せながらも、先手最速で出てきた《勝利のリュウセイ・カイザー》に対して耐性を持つ非常に優秀なトリガーである。

また
《ボルメテウス・ホワイト・フレア》
は最低限ストップトリガーとして役割を遂行できる中で、踏むタイミングによっては《勝利のリュウセイ・カイザー》を除去できるカードとして重宝された。



●【赤黒バスター(クローシス派生)】

そして汎用性の高い除去トリガー以外にも、プレイヤー達は回答を捻り出してゆく。

《熱血龍 バトリベンジ》。

登場当初はその扱いづらさからか姿を見ることはなかったが、ここにきて《勝利のアパッチ・ウララー》への強力なカウンターカードとしてその実力を発揮することとなる。

このカードによって最速で着地した相手の《勝利のリュウセイ・カイザー》に対して、こちらのマナセット前に除去を飛ばすことができるようになった。しかもそのままドギラゴン剣にもチェンジできるという優れモノだ。

《凶殺皇デスハンズ》
《共倒れの刃》
と共に採用されることでミラーにおける強力な《勝利のリュウセイ・カイザー》へのメタ構築となる。またこの時に《熱血龍 バトリベンジ》そのものが評価し直され、今後ドギラゴン剣を中心としたデッキで度々見かけることとなった。


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『クローシスバスター(アグロ)期』のドギラゴン剣

環境
●【クローシスバスター(アグロ)】
●【デイガバスター】
●【赤黒バスター(クローシス派生)】

その他
●【カウンターバスター】
●【デッドゾーンバスター】
●【プチョバスター両刀】

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◼︎ 『赤黒バスター(ボルシャック)期』


夏。

世はまさに
ドキッ☆ドギ剣だらけの大型大会!(禁断の上から)ポロリもあるよ♡

とあるCSでは支配率50%を超え、このカードは登場してほんの数ヶ月で環境図を完全に塗り替えた。

しかしここでもドギラゴン剣の拡張性。いや、流石と言うべきか。
あれだけ強力とされ誰もが信じて疑わなかったバスターウララーの投げ合いにも少しづつ変化が見られるようになる。



●【赤黒バスター(ボルシャック)】

《ボルシャック・ドギラゴン》
《革命の鉄拳》
による粘りのある防御力と、ドギラゴン剣の高い攻撃力を組み合わせたデッキタイプ。

【クローシスバスター】の先手最速の動きにも対応でき、革命0トリガーで着地した《ボルシャック・ドギラゴン》を革命チェンジで使い回せる事から、ターンを跨いでの連続的なショットを受け切ることさえ可能にした。

またこのデッキにおける《伝説の禁断 ドキンダムX》の強さは凄まじく、《ボルシャック・ドギラゴン》を革命チェンジで使い回せる事と相手ターンにも複数枚禁断を剥がせるデッキ性質が合わさることで、その防御力をより堅牢なものへと昇華させた。

夏の段階ではこの【赤黒バスター】へシェア率が大きく傾き、【クローシスバスター】と【デアリバスター】が後を追う形となる。



●【デアリバスター】
●【ステロイドバスター】

過激化したバスターウララーの投げ合いとトリガーの踏み合いに辟易していたのは【赤黒バスター】の使用者だけではない。

先の投げ合いで《勝利のリュウセイ・カイザー》の強さに魅せられたバスター使用者は、
《メガ・マナロック・ドラゴン》
の使用へと踏み切る。

1マナどころの騒ぎではない。2マナ3マナを封じてしまうのだ。

1ターンの差で勝負が決まっていたドギラゴン剣ミラーにおいて、2ターン3ターンのタイムアドバンテージの損失は死そのものであった。

しかし問題は《メガ・マナロック・ドラゴン》の左上の数字である。
仮想敵であるドギラゴン剣は3→5と4ターン目にはゲームを決めてくる。いくら着地させたら勝ちだとはいえ、同速度で戦っていては勝てるものも勝てない。

じゃあどうするのか。
こちらも2→4→6…いや、なんなら
2→《フェアリー・ギフト》+《メガ・マナロック・ドラゴン》
と動く事で先にマナロックをぶつければいいのだ。

そうして《メガ・マナロック・ドラゴン》の早期着地をメインストリームとしたドギラゴン剣は、緑色を取り入れ環境の渦へ飛び込んで行くこととなる。


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『赤黒バスター(ボルシャック)期』のドギラゴン剣

環境
●【赤黒バスター(ボルシャック)】
●【デアリバスター】
●【ステロイドバスター】
●【ズンドコバスター】

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◼︎ 『5Cバスター期』


秋。

【赤黒バスター】と【デアリバスター】が猛威を振るった暑い夏が終わると、DMR-22「革命ファイナル 第2章 世界はゼロだ‼︎ ブラックアウト‼︎」が発売される。

中でもプレイヤーの目を引いたのはやはり《時の法皇 ミラダンテⅫ》。
プレイヤー達がドギラゴン剣の時と同じように手当たり次第色んなデッキを作り試行錯誤を繰り返す中で、ドギラゴン剣と同居するデッキタイプも生まれた。



●【NEXバスター】
●【ガイアールベイビーバスター】

《凰翔竜機バルキリー・ルピア》
《ガイアールベイビー》
と言った1枚のチェンジ元から、
《蒼き団長 ドギラゴン剣》
《百族の長 プチョヘンザ》
《時の法皇 ミラダンテⅫ》
といった強力なチェンジ先へ変化するいいとこどり盛りだくさんなデッキタイプ。

メインストリームがブレていて一見完全なファンデッキのようにも聞こえるが、とりわけ【NEXバスター】に関してはデッキ内のサーチ総量が異常なまでに多く、少ないスロット圧迫量ながら各プランへの高いアクセス力を武器に、ひとときは環境で見かける時期もあった。



●【デアリリンネバスター】
●【赤黒リンネバスター】

《時の法皇 ミラダンテⅫ》が注目される最中、ドギラゴン剣が最大のシェア率を誇る環境でこのカードが注目されない理由が無かった。

《Mの悪魔龍 リンネビーナス》。

『多色マナ武装』。
登場時、その重さがどれ程のものかを完全に測りきれたプレイヤーはそう多くない。

一見強力なテキストを持ち、ただでさえ環境トップである【デアリバスター】【赤黒バスター】とカラーもテキストも相性の良いカードが出たのだ。喜んで飛び込むしかないだろう。

しかし現実問題、このカラーリングにおける『多色マナ武装:4』は存外に重く、下手な多色染めはこちらの最速マナロックを阻害し、相手のマナロックをより強力にした。

《Mの悪魔龍 リンネビーナス》が従来のドギラゴン剣を強化し、今以上の猛威を振るう。それは夢物語に終わった。



●【5Cバスター】

《時の法皇 ミラダンテⅫ》でも《Mの悪魔龍 リンネビーナス》でもない。

驚くことにドギラゴン剣最大の強化は、
《裏切りの魔狼月下城》にあった。

フルカラーであることから、自然とデッキ内の多色濃度は上がり、先の《Mの悪魔龍 リンネビーナス》も併せて無理なく多色マナ武装が達成できるデッキ構成。

ドギラゴン剣はこの高速化したマナロック環境であえて自ら速度を捨て、ゆっくりとした立ち上がりから連続的にパワーカードをプレイするコントロール色の強いものへと変貌を遂げた。

これだけ攻撃的なテキストのカードがコントロールゲームをする…?
登場当初、誰が予想しただろう。

しかし、《メガ・マナロック・ドラゴン》に締め上げられながらも残り少ないマナで《裏切りの魔狼月下城》をプレイし、盤面に残った相手のリソースを《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》で狩り尽くすその様は、まごうことなきコントロールのそれであった。

このデッキの登場により、本当に終わるのだろうかと疑われさえした所謂『マナロゲー』に一旦終止符が打たれる。

遂にコントロールにまで到達したドギラゴン剣。この【5Cバスター】は、秋から冬にかけてドギラゴン剣デッキにおいて高いシェア率を維持した。


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『5Cバスター期』のドギラゴン剣

環境
●【5Cバスター】
●【ミスプラバスター(4C)】

その他
●【NEXバスター】
●【ガイアールベイビーバスター】
●【デアリリンネバスター】
●【赤黒リンネバスター】

======






◼︎ 『モルネクバスター期』


冬。

またもやドギラゴン剣に変化が現れる。



●【成長バスター】

アグロやビートダウンに始まりコントロールにまで至ったドギラゴン剣は、回り回ってアグロデッキに舞い戻ってくる。

赤緑を基調とした成長バスター。彼らは【5Cバスター】の《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》が関与できない最序盤にゲームを決める道を歩んだ。

狙い通りその剣はしっかりと【5Cバスター】の喉元を突き刺し、メタゲームへと参入を果たしていく。



●【モルネクバスター】

【ジョバンニスコール】の台頭と、【成長バスター】等の5Cバスターへ意識が向いたデッキが増えてきたことで、確固たる地位を築き上げた5Cバスターの足元も揺らぎ始めていた。

その頃、【ジョバンニスコール】を乗り越えるほどのブースト力を持ち、またマッドネスの総数により《裏切りの魔狼月下城》を乗り越えるデッキが登場する。

《超戦龍覇 モルトNEXT》。

年明け。
とあるプレイヤーが作った《超戦龍覇 モルトNEXT》×《蒼き団長 ドギラゴン剣》のデッキがあらゆるCSで結果を残したことで話題となり、以後これが基盤となる【モルネクバスター】が環境へ参入してゆく。

《裏切りの魔狼月下城》がコントロールのドギラゴン剣を作り上げたように、ビートダウン系統のドギラゴン剣も
《スクランブル・チェンジ》
の登場によって大幅な強化を遂げていた。

【モルネクバスター】はデッキ内の赤ドラゴンの濃度から、その恩恵を最大限に受けたデッキタイプである。《メガ・マナロック・ドラゴン》との相性は言わずもがな、『スクチェンネクスト』はその後の環境を表す代名詞となってゆく。


======

『モルネクバスター期』のドギラゴン剣

環境
●【モルネクバスター】
●【成長バスター】
●【ミスプラバスター(霊峰)】

その他
●【マッドデッドウッドバスター】
●【ダイスベガス入りバスター】

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◼︎ 『クローシスバスター(ベガステック)期』


ドギラゴン剣が迎えた2度目の春は、
《異端流し オニカマス》というトンデモカードと戦うところから始まる。



●【クローシスバスター(ベガステック)】

【赤青レッドゾーン】を始めとした青の絡むデッキに広く採用された《異端流し オニカマス》は、今までドギラゴン剣が積み上げてきたもの全てを否定した。

単調なビートダウン系のドギラゴン剣は、アンタッチャブル持ちのオニカマスに手も足も出ない。
《メガ・マグマ・ドラゴン》
《テック団の波壊Go!》
などによる除去を前提としたコントロール色の入ったドギラゴン剣のみが環境に残った。

この頃流行り出した【クローシスバスター(ベガステック)】はこのどちらもを採用していることで《異端流し オニカマス》に耐性があり、また《裏切りの魔狼月下城》によるコントロール性能を持つドギラゴン剣だった。

この【クローシスバスター(ベガステック)】こそ、【5Cバスター】と共にコントロール系の二大ドギラゴン剣として環境に残ってゆくデッキとなる。


●【赤緑霊峰バスター】

夏の大型規制により【緑単ループ】が環境から消えると、浅めの制限で済んだ【モルネクバスター】が高いシェア率を占めるようになった。

また《異端流し オニカマス》の登場により、ビートダウンの主流がドギラゴン剣からレッドゾーンに移ったことで、環境はモルネクvsレッドゾーンへと移行する。

すると、その隙間を縫うかのようにミッドレンジ調のドギラゴン剣が姿を現した。

《次元の霊峰》
《神秘の宝箱》
が可能にしたスロット圧縮に加え豊富な選択肢を持つ、【赤緑霊峰バスター】の登場である。

霊峰バスターと言えば、
《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》
《メガ・マナロック・ドラゴン》
殿堂後の【ミスプラバスター】が記憶に新しい。

シータカラーに変化を遂げた【ミスプラバスター】は最大限まで高めた自慢のデッキパワーを活かし、冬の終わり頃に姿を現すと『モルネクバスター期』の環境を力強く戦い切った。

しかし、オニカマスへの対抗手段として《葉嵐類 ブルトラプス》のみでは不充分だったのか、オニカマス登場後は影を潜めていた。

【赤緑霊峰バスター】はその点を《ハムカツ団の爆砕Go!》で補ったミスプラバスター改と言ったところだろうか。

《ハムカツ団の爆砕Go!》
《葉嵐類 ブルトラプス》
というオニカマスに強いトリガー構成と、そこから繋がる《百族の長 プチョヘンザ》による制圧でレッドゾーンを圧倒。モルネクバスター相手には霊峰バスター最大の特徴とも言える高い安定感を武器に、多くの試合でバスターウララーを決めることを目指した。


======

『クローシスバスター(ベガステック)期』のドギラゴン剣

環境
●【クローシスバスター(ベガステック)】
●【赤緑霊峰バスター】

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◼︎ 『群雄割拠期』


秋口に入ると【白緑メタリカ】と【ジョーカーズ】が大きく台頭。ここに対して突き刺さる
《メガ・マグマ・ドラゴン》
《温泉 湯あたり地獄》
を上手く扱えたり、環境に合わせて己の形を変えられる柔軟性の高いドギラゴン剣が環境に残った。

最大母数は未だ【モルネクバスター】。
次点で
【クローシスバスター(ベガステック)】
【5Cバスター(メルカトール)】
が続き、
その後ろを
【赤黒バスター(ボルシャック)】
【成長バスター】
が追いかけるまさに群雄割拠と言える構図となった。

【クローシスバスター(ベガステック)】はマッドネスに弱い《裏切りの魔狼月下城》から《解体人形 ジェニー》に差し替えるデッキも現れ、
【5Cバスター(メルカトール)】は瞬間的に公開領域を増やせる【アクアン・メルカトール】が投入されたことで早い段階で多くのカードに触れる機会が増え、メタデッキのような側面をも見せ始めた。

冬に‘‘例のネズミ’’が現れ、モルトネクストに大幅な規制がひかれるまで、この乱世が続くこととなる。


======

『群雄割拠期』のドギラゴン剣

環境
●【5Cバスター(メルカトール)】

その他
●【ドラグシュートバスター】
●【ボルバルエッジバスター】

======







◼︎ 『龍装チュリス爆誕!』


2017年12月28日。

年の瀬も迫る日のお昼に更新されたコロコロニュースでドギラゴン剣界に激震が走った。

今まで最速のドギラゴン剣は、一度も追随を許していない【成長バスター】ただそれだけだった。それと同じ速度でいきなり最終進化系が出て来るのだ。革命チェンジから革命チェンジへといった当初のコンセプトとはなんだったのだろうか…。

兎にも角にも鼠にも、その日発表された
《龍装 チュリス》
は、前評判が期待はずれになることもなく、むしろ発売後は前評判以上に強いという認識をプレイヤーに植え付け続けてゆく。

●【ステロイドバスター】
●【赤黒バスター(ボルシャック)】
●【成長バスター】
●【墓地バスター】
●【モルネクバスター】
●【ロマネバスター】
●【罰怒ブランドバスター】

等々、ドギラゴン剣本人が登場した頃と同じくらい様々なデッキで試された。そうこうしてる間にその後《龍装 チュリス》の代名詞となるデッキタイプが大型大会で結果を残す。






◼︎ 『赤青バスター期』


●【赤青バスター】

《熱湯グレンニャー》
《月光電人オボロカゲロウ》
《プラチナ・ワルスラS》
によりドギラゴン剣パッケージを集めながらビートダウンを行うデッキタイプ。

《龍装 チュリス》があまりに軽いことから、以前までであればドギラゴン剣を着地させるまでにブーストしていた時間帯を全て手札調整に当てることが出来るようになったことで可能になった構築とゲームプランである。

このデッキ最大の特徴とも言える異常なまでのハンドルーター数が、規制後においてもそれなりの『単騎ラフルル』のキャスト数を再現。

また《プラチナ・ワルスラS》による安定感のあるパンチと、『3tチュリスバスターウララー』によるドボンパターンを同時に併せ持った高いビートダウン性能が、トーナメントデッキとして圧倒的な強さを確立させた。



●【赤青t白バスター】
●【赤青白バスター】

3月に行われた全国大会では、従来の【赤青バスター】に《Dの牢閣 メメント守神宮》を組み込んだ、【赤青t白バスター】が頂点に立つ。

ミラーマッチにおける《異端流し オニカマス》の除去兼防御札として、その後多くの【赤青バスター】に取り入れられる。

更に時期が進むと、
《タイム1 ドレミ》
《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》
などのバリューが高い白のカードをガッツリ採用する派生系も現れ始めた。


======

『赤青バスター期』のドギラゴン剣

●【赤青バスター】
●【赤青t白バスター】
●【赤青白バスター】
●【モルネクロマネバスター】

======





……







激戦の全国大会から早2ヶ月が経った。

新弾では更に【赤青バスター】系統への後押しとなる《龍装者 バルチュリス》が登場。

《ガンバトラーG7》
《ガヨウ神》
の登場で一気に勢力を拡大させた【ジョーカーズ】を
《龍装者 バルチュリス》
《‘‘乱振’’舞神 G・W・D》
で【赤青バスター】が押し返し、再度環境トップへ舞い戻った。

最近ではボールト大会でTOP4全てがドギラゴン剣に染まるなどの活躍を果たし、そろそろ殿堂入りするのではないかと騒がれ始めている。

登場して丸々2年。
歴戦の勇者とも言える姿に成長したこのカードは、未だ一切の衰えを見せる事なく第一線を走っていた。

悪名高き無双竜機でもない。ただ長く息をしていただけの刃鬼でもない。

2年間を最前線で戦い続けた。このカードにしか出来ない走りを見せた。

開発の手元を完全に離れてしまったカードなのは間違いない。既にその拡張性は誰にも扱えないところまで来ているのだ。もはやただのカードが、自我さえ持っているんじゃないかと錯覚を覚えるほどである。規制も止むなしだろう。

しかしプレミアム殿堂ならいざ知らず、ただの殿堂入りでこのカードが終わってしまうのだろうか。私には想像できない。

ドギラゴン剣の殿堂入り。

それは終わりと言うより、むしろ新しいドギラゴン剣の始まりにしか過ぎないのではないか。規制すらもあくまで新しい構築を楽しませるための一環に過ぎないと言った底の知れなさをこのカードから感じるのは私だけだろうか。

この2年間で彼が魅せた未だ天井の見えぬ高い拡張性は、そう思わざるを得ないほどのものだった。

もし殿堂入りしてしまったら、
もし殿堂入りしなかったなら、
次はどんなドギラゴン剣を見られるのだろうか。どんな戦いが繰り広げられるのだろうか。

そんな事を考えながら、彼が次に魅せてくれる世界を楽しみに待とうと思う。



















……






◼︎ 『ドギラゴン剣、クソデッキ大集合‼︎‼︎‼︎‼︎』



やったァーーー!!!!!ドンドンドコドコパフパフ!!!!いぇーい!!!!



●【NEXNEXTバスタープチョダンテバスター】
●【卍デリート卍バスター】
●【紅白革命】
●【Gアイニー2キルバスター】
●【ガチャバスター】
●【オーケストラバスター】
●【パラスバスター】
●【ベジラゴン】
●【ギガクローズバスター】
●【ゾロスター型ジョーカーズ剣】
●【ディープパープルバスター】
●【ドギラゴンダーツ】
●【ヒャックメーバスター】
●【ガチロボバスター】
●【フィーダスバスター】
●【刃鬼バスター】
●【イメンバスター】
●【サザンバスター】
●【バイクバスター】
●【ジョーカーズバスター】

自分が過去のドギラゴン剣調べてる時に目に付いたのはここら辺だけど、実際は人の数だけクソバスターがあると思う。ドギラゴン剣の拡張性はクソデッカーにも優しい!嬉しい!




●【ガチロボバスター】

《ガチャンコ ガチロボ》から出てきた
《恐・龍覇 サソリスレイジ》
《龍覇 ザ=デッドマン》
から《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》を出して、チェンジバスターから染色されたマナのガチロボ出すのは天才だと思った小並感。

やっぱこういうクレイジーな発想がたまにあるからクソデッキ探すのも楽しいんだよな。こう水族館見てる気分。




●【ディープパープルバスター】

まず、《ディープ・パープルドラゴン》を召喚し、その後革命チェンジを使うことで火のクリーチャーが手札に戻るので、ディープパープルのテキストが発動!

出てきたクリーチャーがSAなら再度革命チェンジからテキストが発動できるぞ!!



そう…。

【ドギラゴン剣デッキ】での「まず、《ディープ・パープルドラゴン》を召喚し、」って一文、
【キューピー3分クッキング】見てたら「ではまず10時間ほど寝かせた《塩生ハム》を加熱し、」ってレシピを紹介された時と同じ気持ちになる。




●【ジョーカーズバスター】

は?




●【NEXNEXTバスタープチョダンテバスター】

《ボルシャック・NEX》
から
《凰翔竜機バルキリー・ルピア》
へ繋ぎ、そこから
《蒼き団長 ドギラゴン剣》
《百族の長 プチョヘンザ》
《時の法皇 ミラダンテⅫ》
に加え
《超戦龍覇 モルトNEXT》
と言った豊富な選択肢から攻め手を選択して戦うデッキだ!!!

受けは4枚の《音階の精霊龍 コルティオール》からプチョヘンザかミラダンテを飛ばすぞ!!!

何言ってるかよくわからない人、今から徳の高いデッキ考察を展開するのでしっかり聞いてくれ!!














俺もよくわからん!!!!


終わりっ!!!!!
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  1. 2018/05/20(日) 21:49:13|
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  4. | コメント:2
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アルカクラウンバスター
  1. 2018/05/21(月) 01:38:43 |
  2. URL |
  3. 名無し #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> アルカクラウンバスター

ウンバやんけ!
  1. 2018/05/21(月) 23:09:05 |
  2. URL |
  3. みすみ #-
  4. [ 編集 ]

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