キントレスキーの墓場

主にDMやアニメの事を書き連ねるブログです。

ネットのTCGと現実のTCG

告知消すぞーーーーーーーーー

ネットのTCGと現実のTCGって観点から少し書く。



ネットのTCGのメリット

○カードに関する費用がかからない
 印刷代、販売にかかる費用などかかる費用が極端に少ない。

○場所と人を選ばない
 現実のトレーディングカードゲームは、カードを遊べる場所で2人以上の人が集まるといった条件下でしかできない。しかし、ネットのトレーディングカードゲームはスマートフォンがあればどこにいても遊ぶことができ、対戦相手もネットの向こう側にいるため実質的に一人でも遊ぶことができる。また対戦相手を選択して遊べるゲームも多く、現実のトレーディングカードゲームと同じように友達と対戦することもできる。

○ユーザーから見ても扱いがライトである
 基本プレイは無料、更に楽しく遊ぶために課金要素、という形をとっているアプリゲームは多い。最初どれくらい楽しいのか測るためにお金がかからず、面白くなかったらお金をかけないといった選択ができるため、ユーザーは気楽に取り捨て選択ができる。これが現実のトレーディングカードゲームだと初期投資として数十枚のカードを買ってプレイしなければ面白いかどうかもわからないため、気軽に手を出すことは難しい。この出入りのライトさもネットのトレーディングカードゲームの大きなメリットである。またネットなのでカードを買いに行くといった行為も省略される。全体を通してユーザーにかかる負担が少なく、扱いが非常にライトである。

○カードの修正を行うことが容易である
 現実のカードゲームでは誤って強すぎるカードやテキストミスのあるカードを出してしまった場合、そのカードの使用を禁止したり、エラッタを提示し呼びかけをしなければならない。これが子供向けトレーディングカードゲームになると、逐一公式サイトをチェックする機会が乏しい子供ユーザーなどには上手く伝わらない場合もある。この点ネットのトレーディングカードゲームでは間違いが見つかり次第修正を行うことができる。

○現実では再現できない処理を行うことができる
 例えば現実のトレーディングカードゲームで行えるランダム性の再現は主にサイコロやジャンケンが限界である。しかし、ネットのトレーディングカードゲームでは複雑なランダム性などを再現できるため、より動きの面白みに幅のあるカードを作ることが出来る。

○機械が自動的に計算や処理を行ってくれる
 現実のトレーディングカードゲームでは、大きな計算を行うゲームも少なくない。遊戯王ではゲームをする際に計算を行うためにメモ帳と電卓を用いるプレイヤーも多い。これがネットのトレーディングカードゲームだと機械が自動的に計算を行い記録してくれるため、プレイヤーは円滑にゲームを進めることが出来る。また、現実では1分ほど時間のかかる処理を持つカードもネットでは機械が自動的に処理をしてくれるため、これも円滑なゲーム作りの元にもなっている。



現実のTCGのメリット

○情緒的ベネフィットの問題
 イラストの他、キラなどの特殊効果が好きなコレクター寄りのユーザーもいる。また好きなスリーブを使いたいという人も居れば、カードを囲んでワイワイやるってのが好きでカードやってるユーザーも多い。

○ネットのTCGと違って媒体の復旧率に依存していない
 現在日本のトレーディングカードゲームのユーザーの多くは小中学生だがその全てがスマートフォンやパソコンなどのネット環境を所持している訳ではない。よって今現在アプリで完全な子供向けトレーディングカードゲームをヒットさせるのは難しい。そのためハイエイジ向けのコンテンツとなりやすい。

○特殊ルール、ローカルルールの存在
 トレーディングカードゲームによっては様々な遊び方が可能なものがある。それらは非公式でありながら積極的なユーザーの活動によって一種の競技レベルにまで押し上げられているものもあれば、地域によって適当な楽しみ方をされているものまで様々である。現状ネットのトレーディングカードゲームでそれら全てを再現することは難しい。

○ゲーム外でのプレイヤースキルが出る
 相手の仕草や目線などから次の行動を把握したり、逆にそれを利用してブラフなどをかけることができるため、ゲーム内でのやり取り以外でプレイヤーの技量が出る場合がある。ネットのトレーディングカードゲームではこれらの要素が非常に狭まる。





 全体的に見てこの時点ですら現実のTCGが勝てる要素が少ない。自分も当初はゲーム外の要素(対戦相手、場所、時間、費用)がネットTCGの一番の強みだと思ってたけど、実際ハースストーンを始めたらゲームの内側の要素の強さに目がいった。特に「○現実では再現できない処理を行うことができる」。これ。
 ハースストーンには「存在する全てのカードからランダムで1枚を手札に加える」とか「相手の手札からカードを1枚コピーして自分の手札に加える(しかも相手は何をコピーされたかわからない)」とかいうぶっ飛んだカードも多い。現実ではまず再現不可。機械という超公平な第三者がゲームに介入することで初めて出来る処理だ。この開発できるカードの多様性と柔軟性がハースストーン遊んでて一番強く感じたネットTCGの強み。デュエマのカモンビクトリーとかめちゃ面白いカードだけど競技性が高いカードじゃないしプレイするのに費用もかかるから現実的には使いにくいでしょ。でもネットならこんなん作り放題だししかも競技性が高いのがゴロゴロできる。この時点でヤバい。
 現実でもコントロール奪うカードくらいならできるけど、奪った相手のカードを自分の手札や山札に戻したりはできない。現実ではスリーブ使ってたり、また所有者の面などから再現が難しいから。こう考えると前述した情緒的ベネフィットの面ではスリーブ使用等を含め、それらがゲームの面白みを損なう恐れを孕んでいるなーとは思った。ただ逆に実体があることでしかできない処理ってのもあって、超BBPで出た《「我(われ)」の極 エゴイスト》とか《Treasure cruise(七福神の宝船巡り)》とか特に顕著。ネタカードにしても突然この手のカードをポンポン出してきたってのは、最近轟々と流行りだしたネットTCGに対するタカラトミーなりの皮肉というか挑戦状みたいなんかなって妄想してみたりしてる。




他にも気付いたことや思ったことは色々あるけど、まあそんな感じ。これから現実のTCGは大変だナーとは思った。終わり。
スポンサーサイト
  1. 2016/02/10(水) 11:46:33|
  2. DM
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<おお!ボルコンよ、死んでしまうとは情けない | ホーム | ハースストーン記事:闘技場ローグ>>

コメント

今はまだアナログとデジタルの過渡期だと思っている。紙媒体のカードゲームは長い歴史の中で洗練されてきた感があるが、ネット世界でのそれはまだまだ発展途上。いろんな分野に言えることだが、ネットという媒体の進化、文化や社会への受け入れなどによって、人々の認識はどんどんデジタルへ移っていく。それでも、私は紙のアナログな温かみが大好きなので、古くなろうともそれはこれからも支持され続けるのだと信じている。
  1. 2016/02/11(木) 12:33:10 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> 今はまだアナログとデジタルの過渡期だと思っている。紙媒体のカードゲームは長い歴史の中で洗練されてきた感があるが、ネット世界でのそれはまだまだ発展途上。いろんな分野に言えることだが、ネットという媒体の進化、文化や社会への受け入れなどによって、人々の認識はどんどんデジタルへ移っていく。それでも、私は紙のアナログな温かみが大好きなので、古くなろうともそれはこれからも支持され続けるのだと信じている。


そうですね。丁度これからデジタルのTCGが発展していくかな…といった出始めの時期ですね。
勿論アナログの情緒的な物はこれからも現在のユーザーには一定値支持されていくと思います。しかしこれが20年後30年後となり、紙媒体で遊んでいたユーザーが押し上げられ、私もしくは下の世代のようにデジタル媒体で遊ぶユーザーが増えていくと、どうなんだろうといったのが正直な感想です。
またユーザー側だけでなく開発側にメリットのある事柄なのも大きな要因になると思ってます
  1. 2016/02/13(土) 05:46:45 |
  2. URL |
  3. 美墨 なぎさ #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://08010322.blog.fc2.com/tb.php/242-62b8ed31
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)