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キントレスキーの墓場

主にDMやアニメの事を書き連ねるブログです。

シャッフル論争の最果て





「ファローシャッフルはやめてください!」



吠えるような男の怒号。同時にその声を掻き消すほどの大きな銃声が男の手元から鳴った。


撃たれたのは女だった。胸からは赤い血、手からは赤いウルプロのスリーブに包まれたカードが散らばる。



銃を持つ男の腹部には、幾重にも重ねられたカードスリーブが埋め込まれていた。

その最深部に深く眠る萌えキャラスリーブは半透明の壁々に飲まれ、辛うじてその配色を視認出来るかどうかと言うほどにまでに絵柄が薄くなっている。






2XXX年、日本。

人類はカードスリーブによって支配されていた。




カードを守るキャラスリーブ。

キャラスリーブを守るオーバーガードスリーブ。

更にそのオーバーガードスリーブを守るオーバーガードスリーブ。


しかしどこまで行こうと一番外側のスリーブを守る事は出来ない。絶対に傷ついてしまうのが道理だ。



もう、スリーブが傷つくのは嫌だ。



この問題に苦しみ悩んだ末に人類は、人間自らの体内にスリーブを保管し保護する道を選ぶ。


これにより、多くの人間が傷一つ無いスリーブのままTCGの大型大会を戦い終える世界の実現に成功した。



連続的なTCGの大型大会の勃発と、それにより世界的に大流行した《承諾なしでファローシャッフルする病》により、一時は10億人を切った地球の全人口も、今では回復の一途を辿っている。


しかし地球の全人口の80%がスリーブのオーバーガード(※オバスリヒューマン)となった現在、もはや人類はスリーブを保護するためだけの生命体に成り果てようとしていた。





そんな閉鎖されたこの世界に、一石を投じようとする者達がここにいた。









爆発音。



轟々と火煙を吐き出す建物の周りで、叫びと嗚咽を繰り返しながら人々が逃げ惑っている。


「《ニジュスリ》が出たぞー!今度はおやつHMとハイパーマットだ!奴ら気でも触れてんのか!!」


「クソッ!!また懲りずに人のスリーブで横入れしやがった…!今のファローで何人死んだんだ…!」





《反政府組織ニジュスリ》。


人類のオバスリヒューマン化に強く反対する反政府組織である。


相対する国連組織【オバスリ警察機構】は苦戦を強いられ、一時は世界を巻き込む大規模なものになったこの対立も、遂にフィナーレを迎えようとしていた…。














「追い詰めたぞ、オバスリ警察機構最高司令・五智 宇佐男(ごち うさお)!!」



ニジュスリの組織員らしき男がそう叫ぶと、五智は血にまみれた頬を緩ませゆっくりと口を開いた。



五智「ふふ…。まさか本当にここまで辿り着くとはな。驚いたぞ、反政府組織ニジュスリ幹部・羽流 風郎(うる ぷろう)…。」



【オバスリ警察機構】の総監督、五智 宇佐男(ごち うさお)。奴はその体内に1000重に重ねられたスリーブを持っている。その最深部は実親すら見たことが無いという。

一体どんな萌えスリーブが埋まっているというのだ…!全く想像も付かない。




羽流「出し惜しみは無しだ!!はじめからカッ飛ばす!!!!」


怒号と共に羽流は必殺技とも呼べるシャッフルを繰り出す。



羽流「これが俺のショットガンシャッフルだァァぁ!!!!」


勢いで書き出したはいいが書いてる途中で面倒になったクソ創作に一刻も早くケリを付けようという強い思いが、五智の身体を貫いた。



五智「うおおおこの俺がァァ!!あやねるぅぅぅぅぅ!!!!」




ドカァァン




倒された五智 宇佐男の腹部からは、バンドリガールズパーティの美竹蘭ちゃんのスリーブがその顔を覗かせていた。



羽流「勝った…勝ったんだ…!


…い、いや、喜ぶのはまだ早い。忙しくなるのはこれからだ。いち早くこの吉報を全世界に届けよう!」








次の日



新聞「オバスリ警察陥落!なんと五智 宇佐男の萌えスリは美竹蘭ちゃんだった!」


傾く世論「わかる。美竹蘭ちゃん可愛い最高!」


世界中の皆「美竹蘭ちゃんがいればシャッフルとかもうどうでもいい。」




こうして世界は救われたのだ。




ガールズバンドパーティの美竹蘭ちゃんをよろしくお願いします!!



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  1. 2018/07/23(月) 21:10:33|
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Hearthstone記事:彼氏にするならランキング




最近、知り合いの影響で久しぶりにハースストーンを遊んでいる。

2年半ほどのブランクを経て対峙する韓国ユーザーのエモート連打を見ながら、このところ毎日のように思うのだ。


面白い。


勿論ゲーム内容もそうだが、逐一キャラクターやカードごとに詳細な設定やその世界観における活躍が描かれており、物語としてみても結構面白いのだ。


2年半前はこの物語の側面を楽しむ間もなく、当時Tier1だった【アグロ卒論】に大敗。これの余波によりその後完全にハースストーンから離れてしまった。

激闘とも言える【アグロ卒論】とのマッチアップを終えると、卒業し、上京し、そして2年が過ぎた。


そして今、何かを求めるようにハースストーンを触る。


するとどうだ。


何故か、読んでいる。没頭している。2年半前には見向きもしなかったハースストーンの背景ストーリーに。


きっかけは一人の男。

彼の名はマルフュリオン・ストームレイジ。おんとし1万歳を超える誇り高きドルイドだ。

マルフュリオンのエモートを喰らうたび、触れるたび、優しくそして雄大なその人柄に惹かれていった。


カッコいい。優しい。


嗚呼。


彼氏になってくれんかな。






気付いたらマルフュリオンがどんな男なのか、背景ストーリーで学んでいた。

それだけではない。本当にマルフュリオンが最高の彼氏なのか。それを知るため他のヒーローの背景ストーリーを読み、知り、考察した。

そして完成した。ハースストーン彼氏にするならこの人を推したいランキング。



やっぱ、彼氏にするならーーーーー







………







〈7位〉:【ガロッシュ・ヘルスクリーム】


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いきなり最下位からの発表となるが、一番理想の彼氏から遠いのはこの男で間違いないだろう。

とにかく短気かつ好戦的な性格のため、デート中だろうがなんだろうが電車内で肩がぶつかる程度の事で《烈火の戦斧/Fiery War Axe》を装備し兼ねない。付き合うと常にハラハラや揉め事を抱えることになるに違いない。

また、その極度に排他的な思想と時折見せるサイコパスさが、ふとした思い付きで都市に爆弾を落とすようといった行為を平気で生むため、単純に人間性の面で大きな問題がある。

さらに言えば口も悪く、外食先の店員などはおろか一般人に対しても敬語・丁寧語を使用している場面を見た記憶が一切無い。


こんな自分を不利にするような言動しか取らない性格をしている癖に、いざ盤面を取られて不利になると《乱闘/Brawl》で全てを有耶無耶にし出すのでもう最悪である。


絶対に彼氏にしたくないヒーロー筆頭だ。







〈6位〉:【グルダン】


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デーモンに魂を売った悪のカリスマは低位置に着地。

やはり生粋のダークヒーロー。たとえ恋人と言えど、いつ《暗黒の契約/Dark Pact》や《地獄の炎/Hellfire》に巻き込まれるかわからない。ハースストーン界最大の危険な恋になるであろう点は、やはり大きなマイナスポイントだ。


また、背景ストーリーで伺える彼の慢心と先見性の無さは、今後仕事での出世において必ず足手まといになる。結婚を前提としたお付き合いを考える場合は、この点も忘れず留意したい。


そうは言ってもエモートで見せる
『お前の魂は我が物となろう!』
といった熱いアプローチや、
『感謝する。』
といったしっかりお礼を言えるギャップに揺れる女子もいるだろう。

その危うい恋の炎に抱かれるのも、実はアリなのかもしれない。







〈5位〉:【ウーサー・ライトブリンガー】


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シルバーハンド騎士団の初代パラディン殿は、大変お堅い人だ。

デートになっても聖堂かよくて図書館辺りに出掛けることになるだろう。この《剣竜騎乗/Spikeridged Steed》にも劣らないお堅さこそが彼をこの位置に紐付けた最大の減点ポイントである。

しかし、ビジネスシーンにおける有能さや彼の人柄の良さは、ストームウィンド王国史上最高の騎士だったと称されるそれが物語っている。


仕事への熱心さ故に度々振り回されることもあるだろうが、それも《月を食らうものバク/Baku the Mooneater》で強化されたヒーローパワーで休日出勤を要される幾人ものシルバーハンド騎士たちに比べればマシだろう。







〈4位〉:【アンドゥイン・リン】


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ストームウィンド王国の王子最大の魅力はなんと言ってもそのルックス。ヒーロー界随一のイケメンであることだ。

しかし、争いを好まずプリーストの道に進む優しい性格であるが故、反面男らしさを欠いている節があり、これを好まない女性も多い。


イケメンで性格もよく、その上大国の王子なのに4位とは如何なものかと思う方もいるかもしれないが、長い期間にわたる厳格な審査の結果付けられた順位であることを留意して頂きたい。


…。


『わぁっ…!』
『わぁっ…!』
\ドッガーン!/
『わぁっ…!』


はーーーー???イライライライライライライライライライライライライラ糞が死ね死ね死ね死ねイケメンやけど4位にしたろ







〈3位〉:【スロール】


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彼の賢さ、優しさ、そして強かさは、いつどんな時代の人々をも振り向かせることだろう。

また、原宿系ですら対面した瞬間、投了ボタンを押すであろうそのイかしたファッションセンス。そしてキモ可愛いがウケる現代においてその王道を行く『トーテム』への高い理解と実践。

これらがJK・JDを始めとした若い女性にモテる要因となるのは、《火山噴火/Volcano》を見るより明らかである。


また『オーバーロード』によって次のターンに疲れている彼を癒してあげたい系女子も少なくないだろう。普段は強い男を演じているのに、そういう所でふと弱さを見せるのを自然にやっているのがエグい。







〈2位〉:【マルフュリオン・ストームレイジ】


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彼最大の魅力はなんと言ってもその愛だ。

自然への愛、世界への愛、生き物への愛。

これらの溢れる愛こそ、彼の優しくそして雄大な人柄を形作る最大の要因だろう。

彼氏にしたとしても同様にその愛で貴方を包んでくれるに違いない。その愛は、貴方にとってルックス・出世・オスらしさのどれにも取って代われないものになるはずだ。


嗚呼、愛しのマルフュリオン。何故そんな貴方が2位なのか。

それは既に、彼が恋人持ちだからである…。

そう、何を隠そう彼はティランダ・ウィスパーウィンド(プリーストの追加ヒーロー)と1万年前から結ばれているのだ。

つまり彼と恋仲になるには、ティランダに《思念撃破/Mind Blast》を飛ばされる覚悟が無くてはならない。これこそが、彼が大変素晴らしい人ながらも彼氏として1番に推せない理由なのである。


ティランダめ。
これだからプリーストは……

いや、なんでもない。







〈1位〉:【レクサー】


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『お前を狩る!』

そんな熱いアプローチを繰り出す心優しき狩人こそ、彼氏にしたいヒーローNo.1のお方だ。


彼を1位に押し上げた彼の持つ最強の武器。それは《キャンドルショット/Candleshot》でも《イーグルホーン・ボウ/Eaglehorn Bow》でもない。

哀愁だ。

この哀愁こそがハースストーンヒーロー界最も彼氏にしたい男の持つ最強の武器なのである。

男の哀愁は男の色気を生み出し、また感情・人生経験の豊富さとその人の様々なモノを表してくれる。彼に漂う本物の哀愁は、様々な過去を待ち、孤高と獣のみを愛した彼だからこそ持っている特別なステータスなのだ。


また、多くの方が誤解をしているであろう彼のスマートさについても言及したい。

ゲームでエモートを喰らっているだけだと脳筋野生児みたいな印象が強いと思うが、その実背景ストーリーにおいては敵側の人間であるジェイナの言葉にもしっかり耳を傾け冷静な判断と行うといった、スマートかつ視野の広い人物として描かれている。

そう、レクサーはハースストーンヒーロー界においても指折りにスマートで大人な人物なのである。これは彼氏を選ぶ上でかなり高い加点要素なのは言うまでもない。


また下世話な上に勝手な推測だが、頭上だけにとどまらず、股間に相当ドデカい『秘策』をお持ちだと踏んでいる。おそらくヒーローの中では彼かスロールがトップを走る大きさだろう。こういうできる男達はイチモツもデカいのが通説だ。

この秘策中の秘策で『お前を狩る!』。これぞシークレットハンターがシークレットハンターたる所以だろう。いつしかその真相を《ギルニーアスの警部/Chief Inspector》で暴きたいものである。


『隠してるものを出しなさい!』







ーーーーーーーー







以上がハースストーン彼氏にしたいランキングだった。

今回はハースストーンの知識が浅い人でもわかるよう、メディヴ等の追加ヒーローを入れない基本ヒーローのみのランキングだったが、どうだっただろう。

勿論このランキングはあくまで私個人の見解であるため、そこは了承して頂きたい。

どれもキャラクターとしては非常に魅力的だ。特にスロールの背景ストーリーなんかは重厚でオススメ。

この記事で少しでもハースストーンの背景ストーリーに興味が沸いてくれたら幸いである。是非、誰を彼氏にするか考えながら読んで欲しい。


  1. 2018/07/13(金) 23:06:54|
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【契約マチュー】でCSに挑んだ話




俺は悩んでいた。


勝てない。
GP6th前後からである。


【青緑黒シャコガイル】、【赤青バスター】とその都度己が考える最適解を持ち込んだ。


しかしどうも上手くいかない。


ダメだダメだ。
こういう時は気分転換に好きなカードやデッキを使おう。



そうだ、今度新弾の『DMRP-06 双極篇第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺‼︎』が発売される。

そこから使いたいカードを選んで、それで組んだデッキをCSに持ち込んでみようじゃないか。



今既に公開されてるカードは、えーと…


《“轟轟轟”ブランド》凄いな。
《卍月 ガ・リュザーク 卍》もヤバくね。


いやでもそうじゃない。

今回は好きなカードだ。俺が好きそうなカード…





…え、なにこれ。




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え、なんこれめっちゃ面白そうやん!これでいいこれがいい!こいつで出よう!


「でも呪文を連打するデッキか…何かあるかな…」



これが【契約マチュー】との出会いだった。




1週間ほど構築・プレイ・調整に時間を費やし、新弾が使えるCSに参加登録すると、あっという間にその日がやって来た。



実際に持ち込んだリストがコレだ。



『契約マチュー』

4 x セイレーン・コンチェルト
2 x 永遠の少女 ワカメチャ
1 x ガイアズ・ソング
2 x フェアリー・ライフ
4 x 悪魔の契約
4 x 桜風妖精ステップル
3 x デスマッチ・ビートル
1 x デビル・ドレーン
4 x 妖精の裏技ラララ・ライフ
4 x 終末の時計 ザ・クロック
4 x 爆獣マチュー・スチュアート
4 x 王立アカデミー・ホウエイル
2 x 超宮兵 マノミ
1 x 水上第九院 シャコガイル



《セイレーン・コンチェルト》を多用する当デッキにおいて、手札リソースの役割を補填しながらも、ソリティア中に《ガイアズ・ソング》→《セイレーン・コンチェルト》と動くことで、マナを回復させながら複数回にわたるプレイが可能となった。


更に《デスマッチ・ビートル》や《終末の時計 ザ・クロック》を採用することで、【赤青バスター】や【ジョーカーズ】等の速いデッキにも耐性を持てるようチューニングを施した。


またコンボの荒さに不安を覚え、リソース源にもなる《王立アカデミー・ホウエイル》を選択。ソリティア前に大量のハンドリソースを得ることで、《爆獣 マチュー・スチュアート》を召喚したターンにゲームを決めることも可能になる。







万全の体制は整った。


そして6/24。本日。午前。
遊vic中野店前に俺は立っていた。


『第12回プリンCSin中野』。


なんと1年で12回もの開催を誇るこのプリンCSこそ、後に俺が【契約マチュー】でその名を馳せる大型大会になることを、この時はまだ誰も知らない。






●予選1回戦

vs【赤青黒ハンデス】


《ジェニコの知らない世界》→《ブレイン・タッチ》と、容赦ない手札破壊が俺を襲う。

《王立アカデミー・ホウエイル》が来てくれたら一気に解決に向かうのに…!

そう思いながらも、もどかしいゲームが続く。


結局ホウエイルは引けないものの、《爆獣 マチュー・スチュアート》と《悪魔の契約》が揃った。


よし、これで
マチュー2体+契約6ドロー!

6枚で何か1枚マナが伸びるカードを引ければゲームエンドまで持っていける!!!


勝利を確信した瞬間だった。


俺「4マナ《爆獣 マチュー・スチュアート》をプレイ。2マナ《悪魔の契約》、6枚ドロー」



1枚ずつ捲ってゆく。



1枚目《王立アカデミー・ホウエイル》。
2枚目《王立アカデミー・ホウエイル》。


あのね、お前たち。こんなところで何をしているんだ…。

お前たちのせいで危うく負けるところだったんだぞ。まぁもう勝つからいいんだけどね?



3枚目《王立アカデミー・ホウエイル》。


えっ…



4枚目《終末の時計 ザ・クロック》。
5枚目《水上第九院 シャコガイル》。



まずいまずいまずいまずい。



いやでもまだ残り1枚ある。
《フェアリー・ライフ》でもなんでも繋がるんだから!もうなんでもいいの!本当に!何か引けッッ!!!



6枚目、



《王立アカデミー・ホウエイル》。



………。




ま、まぁ待て慌てるな…。


残り2マナしかないとは言え、場には2体のマチューがあるんだ。

ターンを返しても1体しかマチューを除去されないなら、トップによってはいくらでも巻き返せる。



諦めるにはまだ早い!

全身全霊のターンエンドだ!!!





相手「7マナタップ、





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●予選2回戦

vs【黒単デスザーク】


うおおおおお!!
今度はめちゃホウエイル引いてる!

2ターン連続でホウエイル!


この無限の手札で次のターンはマチューからワンショットだ!がはは!!





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●予選3回戦

vs【赤青バスター】


《デスマッチ・ビートル》が《蒼き団長 ドギラゴン剣》を止める!


《王立アカデミー・ホウエイル》の大量ドローにより、次のターンはワンショットキルが可能な手札だ。

音を立てて接近する勝利の足音に、胸の高鳴りが連動する。



相手「《プラチナ・ワルスラS》で攻撃。」



そうか。
相手は俺が《終末の時計 ザ・クロック》を4枚積んでる事を知らないんだ。そらそうだ。まだ1枚も見えてないんだから。


確かに打点こそ揃ってはいるけど、流石にこのパンチは【契約マチュー】も舐められたもんだな。いや、《デスマッチ・ビートル》を退かせない以上は仕方ないのか。


やれやれ、デッキの強さの差が如実に現れてしまったな…







……ん?


あれ、なんか考えごとをしてる間に《月光電子オボロカゲロウ》ともう1枚何かプレイされてんじゃん。まぁいいけど。


なんだあれ。

鳥か?飛行機か?いやあれは…





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ーーーーーーーー




昨夜、俺の頭には一つの疑問が浮かんでいた。

『このデッキ、本当に予選を勝ち抜くことが出来るのか…?』

そんな昨日の俺の疑問を、環境デッキ達は塗り潰してゆく。



そして予選の半分を終えた頃、俺はまた新たに一つの疑問を抱えていた。

『このデッキ、予選で1勝でも出来るのか…?』


いや、よそう。
まだ戦いは始まったばかりだ。(既に本戦上がり圏外)




ーーーーーーーー





●予選4回戦

vs【OTKジョーカーズ】


やったぁー!本日初めての先行!


《桜風妖精ステップル》→《爆獣 マチュー・スチュアート》!!

《王立アカデミー・ホウエイル》からブースト呪文を一気に連打!


チョコっとでハウスな立ち上がりをした対戦相手が《ガヨウ神》を出した頃には、こちらのマナは10にまで到達していた。

が、未だ手札に来ない《悪魔の契約》。



…しかし、敵を殺す牙は既に手にあった。



公開領域を確認する。


《悪魔の契約》も《王立アカデミー・ホウエイル》もまだ1枚しか見えていない。《セイレーン・コンチェルト》に至っては0だ。

これらのいずれかが1枚でも埋まっていれば勝ち。



いける。



俺の目には映った。
幻覚ではない。


手札の、5枚目の悪魔がハッキリとその顔に笑みを浮かべた。



俺「3マナ、《デビル・ドレーン》。」



本日初の勝利が流れ込む。

0-5は避けられた。
相手の遅い立ち上がりにも助けられたが、まぁ勝ちは勝ちである。

ゆっくりと盾を取る。





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ーーーーーー



遂に最終戦。


ここまで全ての試合においてお互いに一歩も譲らない熾烈な戦いが繰り広げられてきたが、それもこの試合で最後である。

0-5の文字が頭をよぎるが、もはやここまで来たら戦績など関係ない。


さぁ、歴史に残る最終戦を始めようじゃないか。



ーーーーーー



●予選5回戦

vs【ブライゼシュート】


最高のスタートを切る。

《桜風妖精ステップル》→《爆獣 マチュー・スチュアート》だ。


しかし相手もただでは返さない。《オリオティス・ジャッジ》がマチューを襲う。

すかさず2体目の《爆獣 マチュー・スチュアート》が着地するが《悪魔の契約》までは届かず、相手にターンを返した。



相手「6マナタップ、《黒神龍 ブライゼナーガ》…




ーーーー。




【ブライゼシュート】はその名の通り、《黒神龍 ブライゼナーガ》からSST(スーパー・シールド・トリガー)を発動させることで強力な大型獣を複数踏み倒すショット系のアーキタイプだ。

しかしそのイかれたムーブメントは、盾の埋まり方に左右されるという相応のリスクの元に成り立っていた。

そう、万が一にも《黒神龍 ブライゼナーガ》で見た盾が弱い場合は、そのまま敗北してしまう恐れを孕んでいるデッキでもある。


そして私は過去の経験則から、相手の盾に何が埋まっているかを知っていた。


思わず頬が緩む。


なんせことデュエルマスターズにおいては初弾からのプレイヤーなのだ。これくらいは読み切って至極当然。


過去の敗北が形作る経験と反省は、実際のゲームで必ず活きる。糧になる。

そして勝利となる。



15年以上積み上げてきたデュエルマスターズの経験が、敗北が、反省が、俺に囁きかけた。




相手の盾は間違いなく


《終末の時計 ザ・クロック》
《終末の時計 ザ・クロック》
《桜風妖精ステップル》
《桜風妖精ステップル》
《デスマッチ・ビートル》


の5枚である、と。





相手「ではこちらから解決で」



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プリンCS運営・参加者の皆さま、本日はお疲れ様でした!!!!

  1. 2018/06/24(日) 21:09:25|
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黒緑速攻が消えたワケ



今でこそ最速は赤の領分だが、デュエルマスターズには黒と緑が最速に君臨していた時代があった。それも1シーズンや2シーズンではない。6年間だ。


【黒緑速攻】。


1コストアタッカーの種類に長けた黒と緑はそのカードプールの広さを活かし、デッキの半分以上を1コストのクリーチャーで染めると、極限まで高められた再現性を武器に序盤の多面展開で他のデッキを圧倒した。

その速度はままに3ターンキルを起こすほどのものであり、リーサル速度の上限値だけを見れば現環境のトップメタとも遜色はない。


【成長バスター】や《龍装 チュリス》が登場した今でこそ3ターンキルなんてものは日常茶飯事となったが、当時彼らの右に出る者は無く「《フェアリー・ライフ》を撃った次のターンにはゲームが終わった」などとよく謳われたものだ。

そんな【黒緑速攻】は6年間に渡り環境トップをひた走るとアグロデッキの象徴と言えるまでに成長し、どこぞでは歌が作られ歌われるような輝かしい活躍を収めたが、ここ数年はその息を完全に潜めている。


彼らがその姿を消し始めたのは2015年/rev期辺りから。ここで一体何が起こったのか。





◼︎ 侵略・革命チェンジの登場


今まで【黒緑速攻】は、その速さをもって相手の防御札を乗り超えてきた。

1枚や2枚程度のS・トリガーで踏みとどまったところで、まだその背中は遥か先。相手がリーサルを切り返したり、盤面制圧をする前に押し切ることが出来たのだ。

しかし侵略・革命チェンジが登場したことでそれは一変する。

◉『デッドラインの変化』
◉『カウンター性能のインフレ』

が起こったのだ。



◉『デッドラインの変化』


まず、単純に黒緑速攻側のデッドライン(相手がこのマナ域まで到達したら大体死ぬってライン)に大きな変化が起こる。

以前まではメインフェイズにプレイされる即死級のエンドカードは《暴走龍 5000GT》であったり《獰猛なる大地》×《勝利宣言 鬼丸「覇」》であったりとそのコスト域は高く、

基本的にはブーストから投げる『超次元ホール』や《龍覇 グレンモルト》による多面処理等が決まって、やっとどうにかなるか…ならないか…というレベルのゲームが繰り広げられていた。


しかし侵略・革命チェンジの登場により、明確なデッドラインが4ターン目前後にまで大きく引き上がる。


1枚のカードから6打点を組める高い打点効率を持つ《蒼き団長 ドギラゴン剣》。
一度に複数枚の侵略をすることで強烈な盤面干渉を行える《轟く侵略 レッドゾーン》や《S級不死 デッドゾーン》。
更には4.5ターン目に飛んでくるロックカードである《百族の長 プチョヘンザ》や《時の法皇 ミラダンテⅫ》。

基本的に5マナあればゲームエンド級の大型の侵略・革命チェンジ獣が飛んでくるのだ。


『超次元ホールやグレンモルトによる多面処理が決まってどうにかなるか…ならないか…』

から

『超次元ホールや侵略・革命チェンジ元をプレイするとゲームに勝つ』

にまでゲームのハードルが一気に下がる。


以前まで《暴走龍 5000GT》や《獰猛なる大地》の横に据えられていたデッドラインが、【黒緑速攻】のリーサルターンのすぐ横にまで肩を並べてきたのだ。




◉『カウンター性能のインフレ』


【黒緑速攻】が消えた理由として、S・トリガーが強くなった事がよく引き合いに出される。確かにrev期から登場したS・トリガー群は優秀で、彼らを追い詰めた一因であるのは間違いないだろう。

実際これらの優秀なS・トリガーはその高い出力で【黒緑速攻】を減速させると、前述したデッドラインまでゲームを持ち堪えさせることに貢献した。


しかし最大の問題点として、侵略・革命チェンジは「お世辞にもS・トリガーとして高い出力を持つとは言えないカード」までもゲームエンド級の出力にまで引き上げてしまったことが挙げられる。


『侵略元・チェンジ元となるトリガー獣』
である。


侵略・革命チェンジは場に侵略元・チェンジ元さえあれば全くマナが無くても使用できるため、それらのトリガー獣を踏ませるだけでゲームエンドまで持ち込める。

そう、このギミックそのものが非常にカウンター性能に長けており、速度差で戦う【黒緑速攻】に対して構造的に強いデザインをしていたのだ。


それまで即死級のトリガーというものは数えるほどしか無かったのに、

《葉嵐類 ブルトラプス》を踏んでも
《終断γ ドルブロ》を踏んでも
《青寂の精霊龍 カーネル》を踏んでも

もうそれだけでゲームが終わってしまうレベルである即死級のトリガーを、彼らは格段に増やしてしまった。


これらに耐性を持たない【黒緑速攻】は、この侵略・革命チェンジが持つカウンター性能の高さにより、どんな試合展開でもトリガー獣を1枚踏むだけで簡単に逆転を許してしまういった致命的な弱点を背負ったのだ。



ーーーー


このように、侵略と革命チェンジがもたらしたカードパワーのインフレーションは、【黒緑速攻】の速さを否定していった。これこそが【黒緑速攻】が消えた最大の外的要因である。





◼︎ 侵略・革命チェンジに対抗するには


ではそんな侵略や革命チェンジに対して【黒緑速攻】はどう対抗していけば今の環境を戦えるのか?それは現環境のビートダウン群が体現してくれている。


【①】「侵略・革命チェンジに対してのメタを投入する」

例)
・《異端流しオニカマス》
・《洗脳センノー》


【②】「侵略・革命チェンジによるカウンターに対してこちらも解答札を用意する」

例)
・《蒼き団長 ドギラゴン剣》のカウンターリーサルに対しての《閃光の守護者 ホーリー》《終末の時計 ザ・クロック》などのS・トリガー。
・《百族の長 プチョヘンザ》《時の法皇 ミラダンテⅫ》といったロックカードに対しての《ドンドン吸い込むナウ》などの除去札。


【③】「そもそもそれらの契機となるS・トリガーを封じる」

例)
・『単騎ラフルル』
・《ジョジョジョ・マキシマム》など


以上の3つが基本だ。

現環境の第一線で戦っているデッキはこの①②③の全てを、もしくは複数を持っている場合がほとんどである。


侵略・革命チェンジの登場により、環境で戦う多くのデッキが、速度のみに頼ったビートプランへの完全な耐性を持ち始めたため、これらへのメタ要素が必須条件となったのだ。

現にこれらのメタ要素を一切持たない・持てないアグロ・ビートダウンが十分に活躍していないこの現状こそが、それらのデッキがこの環境の第一線で戦うに値しないアーキタイプであることを証明している。


【黒緑速攻】も最低限、①②③の内のいずれか2つを構築に取り入れなければ環境への復権は難しいだろう。それほど昔のビートダウン事情と今のビートダウン事情は違うのだ。






◼︎ 何故黒緑速攻はそれができない?


では何故、それとわかっていながら【黒緑速攻】はこれらのメタ要素を持たずに環境の底に埋もれているのか。


それは【黒緑速攻】が黒緑速攻であるからこそ発生する

◉『スロット圧迫』
◉『カードプールが大きく縛られる』
◉『コンセプト上メタ要素が機能し辛い』

と言った複数の問題点を抱えているからである。



◉『スロット圧迫』


前述した通り【黒緑速攻】はその暴力的な速度と高い再現性を得るために、デッキのほとんどを低コストアタッカーで埋め尽くすといった重いスロット圧迫を背負ったデッキだ。

逆にそうしなければ今のような再現性の高い多面展開は不可能になってしまう。

つまり、デッキ内のメタ要素の濃度を高めれば高めるほどデッキの本来の強みを阻害し、【黒緑速攻】は黒緑速攻でいられなくなるのだ。



◉『カードプールが大きく縛られる』


次に実際の構築段階において【黒緑速攻】にメタ要素を組み込もうとした際に弊害となるのが、カラーリングの問題である。

【黒緑速攻】は再現性の高い展開をするためマナベースを非常に重要視している。デッキのカラーリングを完全に縛り、その上で多色カードの枚数まで抑えてあるのだ。

つまり最低限『色が黒か緑で、且つ単色が望ましい』条件に合致したカードである必要がある。


また【黒緑速攻】は、序盤から多面展開をするといったデッキコンセプト上、リソースの尽きる速度が早い。

そのため、

●「マナの天井がすぐに頭打ちするため、プレイできるメタカードのマナコストが限られてくる。」

●「手札消費が激しいことでハンドレスな状態に陥りやすく、アンプレアブルなカードをトップから引いた場合に直接的な敗北の原因になりやすい。」

といった性質を持っている。


これらの性質もメタ要素を組み込もうとした際に採用できるカードの幅を極端に狭くしており、メタ要素の積み辛さに拍車を掛けているのだ。



◉『コンセプト上メタ要素が機能し辛い』


そして何よりも展開重視である【黒緑速攻】のデッキコンセプトと、メタ要素そのものの相性が壊滅的に悪いことが挙げられるだろう。


【黒緑速攻】は1ターン目から連続的に展開したクリーチャーがフルタップの攻撃を仕掛けることでその速度を生み出す。

つまりはメタ要素がプレイされるそのターンまでパンチを待てないのだ。待っていては【黒緑速攻】は本来の速度を完全に失う。

そのため、もし実際に【黒緑速攻】の条件に合致したメタ要素が登場しても、現環境のビートダウンに比べてその扱いが格段に劣るのは間違いない。





◼︎ 現環境のトップメタとの比較


これらの問題点により、【黒緑速攻】は現環境で生きてゆく術を失っている。その点、現環境で戦っているビートダウンは違う。


一番対照的で代表的な【ドギラゴン剣】を例に挙げよう。

彼らはどんなデッキにおいても3種類のカードで6打点を作れる。
『チェンジ元・ドギラゴン剣・ウララー』だ。

これらをフルスロット積んでもメインデッキ40枚のうちのたった12枚。


【黒緑速攻】が
『メインデッキ40枚とガッチガチの2色構成』を賭してやっとの思いで作る6打点の3ターンキルを、

【ドギラゴン剣】は
『12枚とフラットな1色』だけで行う。


残り28枚は何を積んでもいいのだ。
残り全てS・トリガーを積んでもいい、残り全て攻撃的なカードでもいい。



この余ったデッキスロットにS・トリガーやシノビを入れることで得られる

『自分より速い相手に追いつくことができる速度』。

この余ったスロットに相手のS・トリガーを封殺するカードを入れることで得られる

『自分より遅い相手から追いつかれない速度』。

この余ったスロットにドローソースを入れることで、本来であれば妨害により減速していたはずの自分の足を

『減速させない速度』。



実際のゲームでは目に見えない。
速度を凌駕する速度。

これこそ、【黒緑速攻】が持つことを許されなかった別次元の速度。

『スロット圧縮量』である。



それこそ単純速は今もなお同じ領域で凌ぎを削っているだろう。それは間違いない。

しかし、この別次元の速度は【黒緑速攻】を置き去りにした。そして今となっては新時代のビートダウンの常識になっている。





◼︎ ビートダウンに必要なもの


単に「ゲームスピードが上がった」とか「昔よりトリガーが強くなった」だけでは片付けきれない高い壁が、【黒緑速攻】と現代のビートダウンの間には何枚もあった。


【黒緑速攻】はもういない。


彼らを始めとする、昔ながらの速度と熱量で押す速攻は、別次元の速度に追いつけず時代の闇に溶けて消えた。

しかし別次元の速度、つまりスロット圧縮量はあくまでデッキ性質であり、デッキの強さそのものではないことを忘れてはいけない。

現に《蒼き団長 ドギラゴン剣》登場後も、これよりスロット圧縮量の小さい【レッドゾーン】が度々その姿を現している。



オニカマスなどの強力なメタ要素が混じり行くこの環境では、どうメタが動き、何が強くなるかなんて誰にも想定できない。

【黒緑速攻】を始めとしたメタ要素を持たないビートダウンも、環境トップに留まることは難しいだろうが、上手く環境の隙を突けば大型大会を勝ち抜くことができるポテンシャルを秘めているのは間違いないのだ。

重要なのは【黒緑速攻】が消えたことの本質を見極めることと、経験を活かすこと。これらの関係性は今後もトーナメントシーンで必ずお目にかかるだろう。



そして、速さだけでは勝てなくなったこの時代に、速さは何を見せてくれるのか。


《‘‘轟轟轟’’ブランド》。


新世代の長が率いる【ビートジョッキー】は、私がここでこんな話をしていても、きっと知らぬ顔で最速を目指すのだろう。

こんな理屈をこねて焼いたような記事なんて、引きちぎってブン投げるような、そんなシビれる速さを期待したい。





◼︎ 新時代の黒緑速攻


そしてこのような考察をする中で、現環境でも戦える【黒緑速攻】の構築を思い付いた。ぜひ参考にして欲しい。


『黒緑速攻ver.2018』

2 x トレジャー・マップ
4 x ドンドン打つべしナウ
4 x ファントム・ベール
4 x デデカブラ
4 x 界王類七動目 ジュランネル
4 x 天斬の悪魔龍 ジュランデス
4 x デスマッチ・ビートル
4 x ジャンボ・ラパダイス
4 x ジーク・ナハトファルター
4 x 天風のゲイル・ヴェスパー
2 x 水上第九院 シャコガイル


依然20枚以上の1コストの濃度を保つことで序盤の多面展開の再現性を担保。その上で、

❶「侵略・革命チェンジに対してのメタを投入する」

…《デスマッチ・ビートル》


❷「革命チェンジによるカウンターに対してこちらも解答札を用意する」

…《蒼き団長 ドギラゴン剣》のカウンターリーサルに対しては《ドンドン打つべしナウ》。


❸「そもそもその契機となるトリガーを殺す」

…《水上第九院 シャコガイル》


と、なんと上記の全てを満たした現環境チューン型の新時代【黒緑速攻】である。



すげえ!!!!

しかも《百族の長 プチョヘンザ》や《時の法皇 ミラダンテⅫ》によるロックに対しては、《ドンドン打つべしナウ》+《ファントムベール》で除去が出来るぞ!!環境トップ待ったなし!!!!


ドンドンドコドコ!!


うんちぶりぶりブリキング





おわり。



  1. 2018/06/08(金) 19:58:03|
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ドギラゴン剣というカードの話




《蒼き団長 ドギラゴン剣》。

長いデュエルマスターズの歴史においても、ここまで強く、長く、熱く、トーナメントシーンを盛り上げ続けたカードは他に無いだろう。

デュエルマスターズの象徴…
デュエルマスターズと言ったら…

かの無双竜機がそうだっただろうか。
しかしそれは所謂バグカードであり、本来望まれたデュエルマスターズを歩んだかは定かでない。プレイヤー間では度々黒歴史としても扱われ、悪名としての所以も名高い。


しかしドギラゴン剣は違った。

彼自体は《無双竜機ボルバルザーク》にも決して劣らず、いや間違いなく勝るであろうカードパワーを有しはしたが、また彼の周りも一筋縄では倒れなかった。

彼にはその強さと同時に、数多のライバルが存在したのだ。

レッドゾーン、デッドゾーン、サソリス、ハンデス、etc…

それら強豪の手により環境から弾かれてはその度に形を変え、盟友を変えては何度でも環境に戻ってくる。

アグロ、ミッドレンジ、コントロール、カウンター。百は降らないであろう顔を持つ彼は、結局のところ登場して今に至るまで、完全に環境から消えることは一度も無かった。


今なら惜しみなく言える。
デュエルマスターズの顔がボルバルザークの時代は終わった。

悪名でも皮肉でもない。
このドギラゴン剣こそ、今後語り継がれるであろうデュエルマスターズの顔たるカードになるだろうと。




◼︎『登場初期』


時は2016年春。
DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」にてレジェンドカードとして登場する。

発売直後、火を見るよりも明らかな拡張性とそのカードパワーに魅了されたプレイヤー達は様々な試行錯誤を繰り返していた。


●【ステロイド成長バスター】
●【シータバスター】
●【デッドゾーンバスター】
●【モルネクバスター】
●【レヴィア単騎】
●【ハンデスバスター】
●【ジャクポ】
●【赤単コダマショックバスター】


多種多様なデッキタイプが試され、棄却されていった。それこそ百のバスターと千のデッキが試されたであろう。それくらい拡張性に富んだテキストをしていた。

その後、多くのデッキは
《勝利の道標レティーシャ》
《勝利のアパッチ・ウララー》
に目を付け、ここにフォーカスを当てたビルディングがされていくこととなる。

そして登場から少しの時を経て、最初のドギラゴン剣が産声をあげた。




◼︎『クローシスバスター(アグロ)期』


登場当初、環境に蔓延していたレッドゾーンや同速度のミラーに対し、ステロイド色を基調とした速度で押すドギラゴン剣は苦戦を強いられていた。

先に動かれてしまうゲームにおいてはトリガーの質と量が明暗を分け、簡単に試合を取りこぼす。トーナメントシーンに持ち込むデッキとしては不安な要素が見受けられた。



●【クローシスバスター(アグロ)】

そこで初めて環境に躍り出たのがこのクローシスバスターだ。

ドギラゴン剣が行う強力なスロット圧縮を存分に利用することで、アグロデッキながら質の高いトリガーをふんだんに採用し、同型やレッドゾーンに対して高い耐性を持った。

また《勝利のアパッチ・ウララー》に大きくフォーカスを当てたこのデッキは、ルーターやそれに準ずるカードを採用し、とにかく
『チェンジ元+ドギラゴン剣+ウララー』
を揃えること注力した。それほど当時の環境におけるこのパッケージは強力だったのだ。



クローシス環境が進むとレッドゾーンがドギラゴン剣に駆逐され、ビートダウン対決はそのほとんどがドギラゴン剣ミラーへと移行した。ここらでプレイヤーは皆ひとつの共通認識に辿り着く。


「「「《勝利のリュウセイ・カイザー》がマジでヤバい。」」」


止まらないのだ。
いや、正確には止まりはするのだが、後に返す手を失う。

当時、【クローシスバスター】の多くはミラーにおいてトリガー時のリターンが大きい
《終末の時計 ザ・クロック》
《地獄門デス・ゲート》
のトリガーパッケージと、カードパワーで秀でる《ドンドン吸い込むナウ》を採用していた。

ストップ系のトリガー構成の中では最もカードパワーが高いパッケージだが、お互いがもたついた試合などにおけるクリティカルさと単純なバリューの高さを考慮すれば当然の選択である。

しかし相手の先手最速バスターウララーにトリガーした《終末の時計 ザ・クロック》は無力に等しい。
同タイミングでの6点ショットによる刺し合いにおいて、先手後手の差と《勝利のリュウセイ・カイザー》の存在は致命的だった。

だがプレイヤーもただ黙ってこれを受け入れていた訳ではない。すぐに派生系が複数誕生することとなる。



●【デイガバスター】

クローシスの派生系であるデイガバスターは、上記にある《勝利のリュウセイ・カイザー》への弱点を補完するため、白のトリガーを採用したデッキタイプだ。

《オリオティス・ジャッジ》
はバスターの効果によりマナが減りやすいミラーにおいて、ストップ系のトリガーに近しい基本出力を見せながらも、先手最速で出てきた《勝利のリュウセイ・カイザー》に対して耐性を持つ非常に優秀なトリガーである。

また
《ボルメテウス・ホワイト・フレア》
は最低限ストップトリガーとして役割を遂行できる中で、踏むタイミングによっては《勝利のリュウセイ・カイザー》を除去できるカードとして重宝された。



●【赤黒バスター(クローシス派生)】

そして汎用性の高い除去トリガー以外にも、プレイヤー達は回答を捻り出してゆく。

《熱血龍 バトリベンジ》。

登場当初はその扱いづらさからか姿を見ることはなかったが、ここにきて《勝利のアパッチ・ウララー》への強力なカウンターカードとしてその実力を発揮することとなる。

このカードによって最速で着地した相手の《勝利のリュウセイ・カイザー》に対して、こちらのマナセット前に除去を飛ばすことができるようになった。しかもそのままドギラゴン剣にもチェンジできるという優れモノだ。

《凶殺皇デスハンズ》
《共倒れの刃》
と共に採用されることでミラーにおける強力な《勝利のリュウセイ・カイザー》へのメタ構築となる。またこの時に《熱血龍 バトリベンジ》そのものが評価し直され、今後ドギラゴン剣を中心としたデッキで度々見かけることとなった。


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『クローシスバスター(アグロ)期』のドギラゴン剣

環境
●【クローシスバスター(アグロ)】
●【デイガバスター】
●【赤黒バスター(クローシス派生)】

その他
●【カウンターバスター】
●【デッドゾーンバスター】
●【プチョバスター両刀】

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◼︎ 『赤黒バスター(ボルシャック)期』


夏。

世はまさに
ドキッ☆ドギ剣だらけの大型大会!(禁断の上から)ポロリもあるよ♡

とあるCSでは支配率50%を超え、このカードは登場してほんの数ヶ月で環境図を完全に塗り替えた。

しかしここでもドギラゴン剣の拡張性。いや、流石と言うべきか。
あれだけ強力とされ誰もが信じて疑わなかったバスターウララーの投げ合いにも少しづつ変化が見られるようになる。



●【赤黒バスター(ボルシャック)】

《ボルシャック・ドギラゴン》
《革命の鉄拳》
による粘りのある防御力と、ドギラゴン剣の高い攻撃力を組み合わせたデッキタイプ。

【クローシスバスター】の先手最速の動きにも対応でき、革命0トリガーで着地した《ボルシャック・ドギラゴン》を革命チェンジで使い回せる事から、ターンを跨いでの連続的なショットを受け切ることさえ可能にした。

またこのデッキにおける《伝説の禁断 ドキンダムX》の強さは凄まじく、《ボルシャック・ドギラゴン》を革命チェンジで使い回せる事と相手ターンにも複数枚禁断を剥がせるデッキ性質が合わさることで、その防御力をより堅牢なものへと昇華させた。

夏の段階ではこの【赤黒バスター】へシェア率が大きく傾き、【クローシスバスター】と【デアリバスター】が後を追う形となる。



●【デアリバスター】
●【ステロイドバスター】

過激化したバスターウララーの投げ合いとトリガーの踏み合いに辟易していたのは【赤黒バスター】の使用者だけではない。

先の投げ合いで《勝利のリュウセイ・カイザー》の強さに魅せられたバスター使用者は、
《メガ・マナロック・ドラゴン》
の使用へと踏み切る。

1マナどころの騒ぎではない。2マナ3マナを封じてしまうのだ。

1ターンの差で勝負が決まっていたドギラゴン剣ミラーにおいて、2ターン3ターンのタイムアドバンテージの損失は死そのものであった。

しかし問題は《メガ・マナロック・ドラゴン》の左上の数字である。
仮想敵であるドギラゴン剣は3→5と4ターン目にはゲームを決めてくる。いくら着地させたら勝ちだとはいえ、同速度で戦っていては勝てるものも勝てない。

じゃあどうするのか。
こちらも2→4→6…いや、なんなら
2→《フェアリー・ギフト》+《メガ・マナロック・ドラゴン》
と動く事で先にマナロックをぶつければいいのだ。

そうして《メガ・マナロック・ドラゴン》の早期着地をメインストリームとしたドギラゴン剣は、緑色を取り入れ環境の渦へ飛び込んで行くこととなる。


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『赤黒バスター(ボルシャック)期』のドギラゴン剣

環境
●【赤黒バスター(ボルシャック)】
●【デアリバスター】
●【ステロイドバスター】
●【ズンドコバスター】

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◼︎ 『5Cバスター期』


秋。

【赤黒バスター】と【デアリバスター】が猛威を振るった暑い夏が終わると、DMR-22「革命ファイナル 第2章 世界はゼロだ‼︎ ブラックアウト‼︎」が発売される。

中でもプレイヤーの目を引いたのはやはり《時の法皇 ミラダンテⅫ》。
プレイヤー達がドギラゴン剣の時と同じように手当たり次第色んなデッキを作り試行錯誤を繰り返す中で、ドギラゴン剣と同居するデッキタイプも生まれた。



●【NEXバスター】
●【ガイアールベイビーバスター】

《凰翔竜機バルキリー・ルピア》
《ガイアールベイビー》
と言った1枚のチェンジ元から、
《蒼き団長 ドギラゴン剣》
《百族の長 プチョヘンザ》
《時の法皇 ミラダンテⅫ》
といった強力なチェンジ先へ変化するいいとこどり盛りだくさんなデッキタイプ。

メインストリームがブレていて一見完全なファンデッキのようにも聞こえるが、とりわけ【NEXバスター】に関してはデッキ内のサーチ総量が異常なまでに多く、少ないスロット圧迫量ながら各プランへの高いアクセス力を武器に、ひとときは環境で見かける時期もあった。



●【デアリリンネバスター】
●【赤黒リンネバスター】

《時の法皇 ミラダンテⅫ》が注目される最中、ドギラゴン剣が最大のシェア率を誇る環境でこのカードが注目されない理由が無かった。

《Mの悪魔龍 リンネビーナス》。

『多色マナ武装』。
登場時、その重さがどれ程のものかを完全に測りきれたプレイヤーはそう多くない。

一見強力なテキストを持ち、ただでさえ環境トップである【デアリバスター】【赤黒バスター】とカラーもテキストも相性の良いカードが出たのだ。喜んで飛び込むしかないだろう。

しかし現実問題、このカラーリングにおける『多色マナ武装:4』は存外に重く、下手な多色染めはこちらの最速マナロックを阻害し、相手のマナロックをより強力にした。

《Mの悪魔龍 リンネビーナス》が従来のドギラゴン剣を強化し、今以上の猛威を振るう。それは夢物語に終わった。



●【5Cバスター】

《時の法皇 ミラダンテⅫ》でも《Mの悪魔龍 リンネビーナス》でもない。

驚くことにドギラゴン剣最大の強化は、
《裏切りの魔狼月下城》にあった。

フルカラーであることから、自然とデッキ内の多色濃度は上がり、先の《Mの悪魔龍 リンネビーナス》も併せて無理なく多色マナ武装が達成できるデッキ構成。

ドギラゴン剣はこの高速化したマナロック環境であえて自ら速度を捨て、ゆっくりとした立ち上がりから連続的にパワーカードをプレイするコントロール色の強いものへと変貌を遂げた。

これだけ攻撃的なテキストのカードがコントロールゲームをする…?
登場当初、誰が予想しただろう。

しかし、《メガ・マナロック・ドラゴン》に締め上げられながらも残り少ないマナで《裏切りの魔狼月下城》をプレイし、盤面に残った相手のリソースを《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》で狩り尽くすその様は、まごうことなきコントロールのそれであった。

このデッキの登場により、本当に終わるのだろうかと疑われさえした所謂『マナロゲー』に一旦終止符が打たれる。

遂にコントロールにまで到達したドギラゴン剣。この【5Cバスター】は、秋から冬にかけてドギラゴン剣デッキにおいて高いシェア率を維持した。


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『5Cバスター期』のドギラゴン剣

環境
●【5Cバスター】
●【ミスプラバスター(4C)】

その他
●【NEXバスター】
●【ガイアールベイビーバスター】
●【デアリリンネバスター】
●【赤黒リンネバスター】

======






◼︎ 『モルネクバスター期』


冬。

またもやドギラゴン剣に変化が現れる。



●【成長バスター】

アグロやビートダウンに始まりコントロールにまで至ったドギラゴン剣は、回り回ってアグロデッキに舞い戻ってくる。

赤緑を基調とした成長バスター。彼らは【5Cバスター】の《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》が関与できない最序盤にゲームを決める道を歩んだ。

狙い通りその剣はしっかりと【5Cバスター】の喉元を突き刺し、メタゲームへと参入を果たしていく。



●【モルネクバスター】

【ジョバンニスコール】の台頭と、【成長バスター】等の5Cバスターへ意識が向いたデッキが増えてきたことで、確固たる地位を築き上げた5Cバスターの足元も揺らぎ始めていた。

その頃、【ジョバンニスコール】を乗り越えるほどのブースト力を持ち、またマッドネスの総数により《裏切りの魔狼月下城》を乗り越えるデッキが登場する。

《超戦龍覇 モルトNEXT》。

年明け。
とあるプレイヤーが作った《超戦龍覇 モルトNEXT》×《蒼き団長 ドギラゴン剣》のデッキがあらゆるCSで結果を残したことで話題となり、以後これが基盤となる【モルネクバスター】が環境へ参入してゆく。

《裏切りの魔狼月下城》がコントロールのドギラゴン剣を作り上げたように、ビートダウン系統のドギラゴン剣も
《スクランブル・チェンジ》
の登場によって大幅な強化を遂げていた。

【モルネクバスター】はデッキ内の赤ドラゴンの濃度から、その恩恵を最大限に受けたデッキタイプである。《メガ・マナロック・ドラゴン》との相性は言わずもがな、『スクチェンネクスト』はその後の環境を表す代名詞となってゆく。


======

『モルネクバスター期』のドギラゴン剣

環境
●【モルネクバスター】
●【成長バスター】
●【ミスプラバスター(霊峰)】

その他
●【マッドデッドウッドバスター】
●【ダイスベガス入りバスター】

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◼︎ 『クローシスバスター(ベガステック)期』


ドギラゴン剣が迎えた2度目の春は、
《異端流し オニカマス》というトンデモカードと戦うところから始まる。



●【クローシスバスター(ベガステック)】

【赤青レッドゾーン】を始めとした青の絡むデッキに広く採用された《異端流し オニカマス》は、今までドギラゴン剣が積み上げてきたもの全てを否定した。

単調なビートダウン系のドギラゴン剣は、アンタッチャブル持ちのオニカマスに手も足も出ない。
《メガ・マグマ・ドラゴン》
《テック団の波壊Go!》
などによる除去を前提としたコントロール色の入ったドギラゴン剣のみが環境に残った。

この頃流行り出した【クローシスバスター(ベガステック)】はこのどちらもを採用していることで《異端流し オニカマス》に耐性があり、また《裏切りの魔狼月下城》によるコントロール性能を持つドギラゴン剣だった。

この【クローシスバスター(ベガステック)】こそ、【5Cバスター】と共にコントロール系の二大ドギラゴン剣として環境に残ってゆくデッキとなる。


●【赤緑霊峰バスター】

夏の大型規制により【緑単ループ】が環境から消えると、浅めの制限で済んだ【モルネクバスター】が高いシェア率を占めるようになった。

また《異端流し オニカマス》の登場により、ビートダウンの主流がドギラゴン剣からレッドゾーンに移ったことで、環境はモルネクvsレッドゾーンへと移行する。

すると、その隙間を縫うかのようにミッドレンジ調のドギラゴン剣が姿を現した。

《次元の霊峰》
《神秘の宝箱》
が可能にしたスロット圧縮に加え豊富な選択肢を持つ、【赤緑霊峰バスター】の登場である。

霊峰バスターと言えば、
《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》
《メガ・マナロック・ドラゴン》
殿堂後の【ミスプラバスター】が記憶に新しい。

シータカラーに変化を遂げた【ミスプラバスター】は最大限まで高めた自慢のデッキパワーを活かし、冬の終わり頃に姿を現すと『モルネクバスター期』の環境を力強く戦い切った。

しかし、オニカマスへの対抗手段として《葉嵐類 ブルトラプス》のみでは不充分だったのか、オニカマス登場後は影を潜めていた。

【赤緑霊峰バスター】はその点を《ハムカツ団の爆砕Go!》で補ったミスプラバスター改と言ったところだろうか。

《ハムカツ団の爆砕Go!》
《葉嵐類 ブルトラプス》
というオニカマスに強いトリガー構成と、そこから繋がる《百族の長 プチョヘンザ》による制圧でレッドゾーンを圧倒。モルネクバスター相手には霊峰バスター最大の特徴とも言える高い安定感を武器に、多くの試合でバスターウララーを決めることを目指した。


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『クローシスバスター(ベガステック)期』のドギラゴン剣

環境
●【クローシスバスター(ベガステック)】
●【赤緑霊峰バスター】

======







◼︎ 『群雄割拠期』


秋口に入ると【白緑メタリカ】と【ジョーカーズ】が大きく台頭。ここに対して突き刺さる
《メガ・マグマ・ドラゴン》
《温泉 湯あたり地獄》
を上手く扱えたり、環境に合わせて己の形を変えられる柔軟性の高いドギラゴン剣が環境に残った。

最大母数は未だ【モルネクバスター】。
次点で
【クローシスバスター(ベガステック)】
【5Cバスター(メルカトール)】
が続き、
その後ろを
【赤黒バスター(ボルシャック)】
【成長バスター】
が追いかけるまさに群雄割拠と言える構図となった。

【クローシスバスター(ベガステック)】はマッドネスに弱い《裏切りの魔狼月下城》から《解体人形 ジェニー》に差し替えるデッキも現れ、
【5Cバスター(メルカトール)】は瞬間的に公開領域を増やせる【アクアン・メルカトール】が投入されたことで早い段階で多くのカードに触れる機会が増え、メタデッキのような側面をも見せ始めた。

冬に‘‘例のネズミ’’が現れ、モルトネクストに大幅な規制がひかれるまで、この乱世が続くこととなる。


======

『群雄割拠期』のドギラゴン剣

環境
●【5Cバスター(メルカトール)】

その他
●【ドラグシュートバスター】
●【ボルバルエッジバスター】

======







◼︎ 『龍装チュリス爆誕!』


2017年12月28日。

年の瀬も迫る日のお昼に更新されたコロコロニュースでドギラゴン剣界に激震が走った。

今まで最速のドギラゴン剣は、一度も追随を許していない【成長バスター】ただそれだけだった。それと同じ速度でいきなり最終進化系が出て来るのだ。革命チェンジから革命チェンジへといった当初のコンセプトとはなんだったのだろうか…。

兎にも角にも鼠にも、その日発表された
《龍装 チュリス》
は、前評判が期待はずれになることもなく、むしろ発売後は前評判以上に強いという認識をプレイヤーに植え付け続けてゆく。

●【ステロイドバスター】
●【赤黒バスター(ボルシャック)】
●【成長バスター】
●【墓地バスター】
●【モルネクバスター】
●【ロマネバスター】
●【罰怒ブランドバスター】

等々、ドギラゴン剣本人が登場した頃と同じくらい様々なデッキで試された。そうこうしてる間にその後《龍装 チュリス》の代名詞となるデッキタイプが大型大会で結果を残す。






◼︎ 『赤青バスター期』


●【赤青バスター】

《熱湯グレンニャー》
《月光電人オボロカゲロウ》
《プラチナ・ワルスラS》
によりドギラゴン剣パッケージを集めながらビートダウンを行うデッキタイプ。

《龍装 チュリス》があまりに軽いことから、以前までであればドギラゴン剣を着地させるまでにブーストしていた時間帯を全て手札調整に当てることが出来るようになったことで可能になった構築とゲームプランである。

このデッキ最大の特徴とも言える異常なまでのハンドルーター数が、規制後においてもそれなりの『単騎ラフルル』のキャスト数を再現。

また《プラチナ・ワルスラS》による安定感のあるパンチと、『3tチュリスバスターウララー』によるドボンパターンを同時に併せ持った高いビートダウン性能が、トーナメントデッキとして圧倒的な強さを確立させた。



●【赤青t白バスター】
●【赤青白バスター】

3月に行われた全国大会では、従来の【赤青バスター】に《Dの牢閣 メメント守神宮》を組み込んだ、【赤青t白バスター】が頂点に立つ。

ミラーマッチにおける《異端流し オニカマス》の除去兼防御札として、その後多くの【赤青バスター】に取り入れられる。

更に時期が進むと、
《タイム1 ドレミ》
《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》
などのバリューが高い白のカードをガッツリ採用する派生系も現れ始めた。


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『赤青バスター期』のドギラゴン剣

●【赤青バスター】
●【赤青t白バスター】
●【赤青白バスター】
●【モルネクロマネバスター】

======





……







激戦の全国大会から早2ヶ月が経った。

新弾では更に【赤青バスター】系統への後押しとなる《龍装者 バルチュリス》が登場。

《ガンバトラーG7》
《ガヨウ神》
の登場で一気に勢力を拡大させた【ジョーカーズ】を
《龍装者 バルチュリス》
《‘‘乱振’’舞神 G・W・D》
で【赤青バスター】が押し返し、再度環境トップへ舞い戻った。

最近ではボールト大会でTOP4全てがドギラゴン剣に染まるなどの活躍を果たし、そろそろ殿堂入りするのではないかと騒がれ始めている。

登場して丸々2年。
歴戦の勇者とも言える姿に成長したこのカードは、未だ一切の衰えを見せる事なく第一線を走っていた。

悪名高き無双竜機でもない。ただ長く息をしていただけの刃鬼でもない。

2年間を最前線で戦い続けた。このカードにしか出来ない走りを見せた。

開発の手元を完全に離れてしまったカードなのは間違いない。既にその拡張性は誰にも扱えないところまで来ているのだ。もはやただのカードが、自我さえ持っているんじゃないかと錯覚を覚えるほどである。規制も止むなしだろう。

しかしプレミアム殿堂ならいざ知らず、ただの殿堂入りでこのカードが終わってしまうのだろうか。私には想像できない。

ドギラゴン剣の殿堂入り。

それは終わりと言うより、むしろ新しいドギラゴン剣の始まりにしか過ぎないのではないか。規制すらもあくまで新しい構築を楽しませるための一環に過ぎないと言った底の知れなさをこのカードから感じるのは私だけだろうか。

この2年間で彼が魅せた未だ天井の見えぬ高い拡張性は、そう思わざるを得ないほどのものだった。

もし殿堂入りしてしまったら、
もし殿堂入りしなかったなら、
次はどんなドギラゴン剣を見られるのだろうか。どんな戦いが繰り広げられるのだろうか。

そんな事を考えながら、彼が次に魅せてくれる世界を楽しみに待とうと思う。



















……






◼︎ 『ドギラゴン剣、クソデッキ大集合‼︎‼︎‼︎‼︎』



やったァーーー!!!!!ドンドンドコドコパフパフ!!!!いぇーい!!!!



●【NEXNEXTバスタープチョダンテバスター】
●【卍デリート卍バスター】
●【紅白革命】
●【Gアイニー2キルバスター】
●【ガチャバスター】
●【オーケストラバスター】
●【パラスバスター】
●【ベジラゴン】
●【ギガクローズバスター】
●【ゾロスター型ジョーカーズ剣】
●【ディープパープルバスター】
●【ドギラゴンダーツ】
●【ヒャックメーバスター】
●【ガチロボバスター】
●【フィーダスバスター】
●【刃鬼バスター】
●【イメンバスター】
●【サザンバスター】
●【バイクバスター】
●【ジョーカーズバスター】

自分が過去のドギラゴン剣調べてる時に目に付いたのはここら辺だけど、実際は人の数だけクソバスターがあると思う。ドギラゴン剣の拡張性はクソデッカーにも優しい!嬉しい!




●【ガチロボバスター】

《ガチャンコ ガチロボ》から出てきた
《恐・龍覇 サソリスレイジ》
《龍覇 ザ=デッドマン》
から《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》を出して、チェンジバスターから染色されたマナのガチロボ出すのは天才だと思った小並感。

やっぱこういうクレイジーな発想がたまにあるからクソデッキ探すのも楽しいんだよな。こう水族館見てる気分。




●【ディープパープルバスター】

まず、《ディープ・パープルドラゴン》を召喚し、その後革命チェンジを使うことで火のクリーチャーが手札に戻るので、ディープパープルのテキストが発動!

出てきたクリーチャーがSAなら再度革命チェンジからテキストが発動できるぞ!!



そう…。

【ドギラゴン剣デッキ】での「まず、《ディープ・パープルドラゴン》を召喚し、」って一文、
【キューピー3分クッキング】見てたら「ではまず10時間ほど寝かせた《塩生ハム》を加熱し、」ってレシピを紹介された時と同じ気持ちになる。




●【ジョーカーズバスター】

は?




●【NEXNEXTバスタープチョダンテバスター】

《ボルシャック・NEX》
から
《凰翔竜機バルキリー・ルピア》
へ繋ぎ、そこから
《蒼き団長 ドギラゴン剣》
《百族の長 プチョヘンザ》
《時の法皇 ミラダンテⅫ》
に加え
《超戦龍覇 モルトNEXT》
と言った豊富な選択肢から攻め手を選択して戦うデッキだ!!!

受けは4枚の《音階の精霊龍 コルティオール》からプチョヘンザかミラダンテを飛ばすぞ!!!

何言ってるかよくわからない人、今から徳の高いデッキ考察を展開するのでしっかり聞いてくれ!!














俺もよくわからん!!!!


終わりっ!!!!!
  1. 2018/05/20(日) 21:49:13|
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